「カンボジア」カテゴリーアーカイブ

こちらは「カンボジア」のカテゴリーです。
今ちょっと文章が読みづらくなっています。すみません。
4月中旬まで待ってください。

この回るシーリングファンは何の意味があるのだろうとベッドに沈みながら考えていたが同時に思い出されるのはあの女の子だ。

その遺跡の周りには森があり
隆々と伸びているその木々や鬱蒼と繁る葉の隙間から光が射し廊下や中庭の所々を日や陰にしていた。

さらに遺跡が「遺跡」である事を象徴しているのは
もはや「建物」として形がない程壊されている所だったり、
誰もこれを片付けようなどする訳でもなく
為されたままに放って置かれている所だ。

回廊にも「天井」というものがあったりなかったりする。
照らす光が幻想的で
上記のような木々や葉から落ちてきた光がさらには石と石の間に降ってきてさらにそれを演出する。

そんな今でいう「寂しい跡地」の中を廻っていた。

普通通りすがりに人と人が出会った時
感想は「ちょっと目が合った」ぐらいだと思う。

その後ずっと見つめる訳にはいかない。

お互い礼儀で目をそらしたり
異国の人同士なら軽く口角を上げるぐらいで終わる。
ハーイ。

そんなもんだ。

その軽会釈は大抵は目と鼻の先でされるものだ。

お互い目が合って
居心地の良さを感じたら話を積むかもしれないし何も呼応しなかったら日常に戻る。

旅先の、
一過性の出逢いだったらそんな所だろう。

その女の子は違った。

6歳ぐらいの赤いワンビースを着たその子を
僕は風景の中の一部としてやり過ごした後、ん?となり初めて女の子に焦点を合わせた。

彼女は10分ぐらい前から僕がずっと振り向くのを待っていたかのように、
「最初から」笑みを浮かべていた。

それもかなり遠くの方から。

大多数の皆さんがやるように僕は行き過ごした後、
「あれ?俺を見ているのかな?」
再確認でもう一度振り向いてみる。

すると彼女は
僕が振り向いた瞬間ササッと陰に隠れる。

「あれ?なんだろ。」

こんな遠距離で。

まぁ子供だしそういう事もあるだろう。

独り暮らしの冷蔵庫ぐらいある石が積み上げられ、
階段なんだか敷居なんだか分からない石がゴロゴロしている「家の中」を歩き出す。

ただ歩いていても何か気になる。

よし。

今度はこっちのタイミングでササッと見てやる。

せーの!

あれ?
いない・・。

あれ?どこいったんだろう。
でも何か視線感じ・・わーびっくりした!!

あんな遠い所から見てる!

あっ!走った!

あれ?どこいった?
いなくなった。

「この先の仏像にお線香をあげる場所があります。
お線香いかがですか?」

家の中で所々こういったように座って物を売っているグループがある。

お母さん?が商売をしている間子供達は周りで追いかけっこしている。

ただあの女の子だけは単独行動だ。

エクスキューズミー?
フーイズザッガールフーイススタンディングアラウンドゼアー?

ガール?アイドンノー。

いや、さっきからあそこら辺にいる女の子だよ。

あれ?いない。

このアイドンノーが本当に「女の子は知らない」の意味で使っているのか「あなたの言っている意味がわからない」と伝えているのかどっちなんだろう。

よく関わりたくない時面倒臭がってアイドンノーという奴がいる。

だんだん遺跡どころではなくなってきた。

後ろを振り向く。

いた。

遠くの方に。

ちょっと手を振ってみようかな。

「おーい!何してるのー?!という感じではなく「やぁ、」といった、

もし自分の勘違いでもいいようにリスクを考えながら自信ない感じで右手を左右に揺らす。

やぁ。

うわ!振り返してきた!

明らかだな。

何か言いたいのかな?

距離にして大体30メートルぐらいで
ここからだとこうして手でつまめそうな小ささの距離を保たれてる。

追いかけてみようかな?

よーし。
ちょっと待ってろよ・・うわ!逃げた。

1、2歩彼女に向かっていっただけなのに。

何がしたいんだろう。

ここの遺跡はそれ自体入り口と出口があるわけではない。

なので感覚は古びた建物の中を見学している感じだ。
何か珍しい骨董品やもちろん調度品もない。

積まれた古石に生い茂る自然。

そんな幻想的なこの場所で「得体のしれない女の子」だ。

妖精?

目の前には現れず
振り向く所に位置して、
遠もはるばるこちらを見送り
「あれ?俺のこと見てるよね?」と手を振ると手を振る。
「ん?どうしたんだい?」と歩一歩向かうと被害者のように逃げる。

この後一定の距離を歩いたあと3回ぐらいこれを繰り返す。

いたちごっこ?

段々気持ち悪くなってきた。

こうしてたまに振り向くと手を振っている。

僕が振り向いて、
見つめ合って、
手を「振りだした」訳ではなく、
僕が振り向く前から振っていたに違いなかった。

よく日本で
美容室でお会計した後、
ありがとうございました。と言われて
店先まで見送られて
歩き出す。
もう店内入ったろと思って振り向いたら
うわ!まだいるし!
しかも手振ってる!
怖っ!
というのがある。

アンコール遺跡群のとある遺跡では
何も切ってないし払ってないのにそれがある。

女の子の「原因」が全くわからない。

ただのシステムエラーじゃねーか!

こんなもんカンボジアが遺跡を作り過ぎて生じてるエラーだ。

あの女の子誰?
「知らない。」って!

バグってるわ!

この遺跡がもしファミコンカセットだったら一回本体から取り出して
基盤の所フーフーしてやる所だわ!

段々怖くなった僕はとりあえず冒険の書をもう一回スタートすべく遺跡を後にしようと踵を返す。

歩き出して、
最後にもう一回見てみようかな。という気になる。

どれ。

うわ!遠距離から見てる!

何で!?

生ぬるい窓風を循環させてくれるファンを眺めながら、
ひょっとしたらあの子はカンボジア政府に雇われていて、
外国人が自国に帰ったら「こんな子がいた!」というエピソードを作るためこのような動作を行う事を指示され、
決して接触しないように
話さないようにと
教育されている子供なのかもしれないと愚考をめぐらせていた。

話題性を作って集客する類いなのかなと勘繰っていた。

だとしたら僕はまんまとひっかかった事になる。

あの女の子は何だったのだろう。

「勘違い」ではないし「幽霊」でもない。

お互い認識してて、
意志疎通があって、
最後の方は相手に合わせてカマ掛け合っていた。

ただ数いるカンボジア人や外国人がいる遺跡で僕だけが見えている女の子だった。

タケオハウスで1日1ドルのボロボロなレンタル自転車か3ドルの比較的しっかりした自転車か選ぶ。

ブレーキが危ういと不安だ。
出先でパンクなんてされたら余分な時間と労力が掛かる。

ハーフパンツとサッカーユニフォームというラフな格好で早朝行ったアンコールワット遺跡郡に改めて向かう。

どこをどういったっけ?

あそこの人に聞いてみよう。

ウェアイズダアンコールワット?

この3人暑い中なんで座っているんだろう。

センキュー。

背が高い建物なんて外国人向けのホテルだけ。

赤茶けた土壌。
歩道がない一本道

自転車で走り回っている奴はいない。

こいでもこいでも見えてこない。

ゲストハウスから一つ目の遺跡ポイントまでえらい時間が掛かった。
カンボジア2日目⑥
どのくらいか説明すると、
都内でいうと、

新宿から甲州街道を四谷、内堀通りを左皇居を眺めお茶の水方面へ後楽園を真っ直ぐ
上野公園あたり迄ぐらいの距離を自転車で走ったと思う。

かなり骨。

こいでもこいでも次の曲がり角が見えない。

僕は自分自身を励ましながら自転車を漕ぐ事で保つ。
強めな太陽のせいか、
ついには頭までハイになってくる。

「この為に毎日駒沢公園を走って来たんだ」とか、
「がんばれ森田!」とか心で思いながら自分を鼓舞する。

いやいや自転車こいでるだけだろ!
と距離を置く自分もいる。

もう何年分ペダルをこいだろう。

ペダルをこいでるのか
ペダルにこがされているのかよくわからなくなってきた。

足を下に持って行く。
すぐに上に上がってくる。
右が下がれば左が上がる。
結構ふわっと上がってくるものだ。

もし今誰かに
カンボジアに何しに来たの?って聞かれたら、

そんなの決まっているだろ!ペダルをこぎに来たんだよ!
と一喝するだろう。

いよいよ精神も危うくなってきた。

もしあなたは誰ですか?と聞かれれば、
僕ですか?
ペダルの奴隷です。
よろしくお願いいたします。
と自己紹介するだろう。

手放し運転をしたり
たちこぎしたり、
もう一通りやった。

鼻歌も歌った。

両サイドの森林も今の自分には見えない。

余りにもハイになった僕は自転車大好き男という一発芸も思いついた。

俺は何をしているんだろうと疑い始めてきた。

一通りセンチメンタルにもなった。

あの人何しているかなぁ?

日本の友達を想う。

あれ?
この自転車!
よーく見たら

千葉県から盗難された自転車じゃない?

カンボジア2日目⑥
日本で盗まれてカンボジアのシュリムアップまできたのかい?

良く盗難物は海外に飛ばされるって聞くけど。

1時間程自転車をこぐと森の中に遺跡が顔を出した。

ただそれらは当たり前だがアンコールワットを拝んだ後では何か物足りないものだ。
観光客もまばら。

この広い遺跡郡の中でも観光客は「違い」を求めているらしかった。

「あそこは賑わっているな。なんだろう。」

外国人がいる所に商いありだ。

カンボジア2日目⑥

これを見て分かるように外国人を「入り待ち」している

写真を売る5歳の男の子。

花束を渡してくる妹。

「いらない。いらない。」

アクセサリーを地べたに広げている歩けないおばあちゃん。

ただ単の物乞。

ガイドをしてやるという少年。

何を言ってるかわからない兄弟。

それらのディスイズカンボジアが芸能レポーターか!と突っ込める程に歩いている外国人を囲む。

それらをクリアーすると音が聞こえてくる。

木陰にござを敷いて
いつからやってたの?と質問したくなるような演奏が行われている。
盲目の人
片手がない人
脚がない人
耳が聞こえない人

各々民族楽器で叩いたり吹いたり弾いたり

よく見たらなんか書いてある。
「この方々はカンボジアの地雷によって・・・」云々。「喜捨」だ。

前世に悪行を働き今世にその報いを受けているヒンドゥーを見たことがある。
目の前の人は前世も来世もない。
今世でやられた!と訴えている。

ある程度歩くと音楽が止んだ。

後ろを振り向いたらさっきの方々は休んでいた。

そしてまた外国人がある程度近づいて来たら
演奏を再開していた。

その現金な感じと要領のよさに「ですよねー。」と思う。

タ・プローム。

遺跡群の中でも人気の遺跡。

この木根っこの根ざし方。

カンボジア2日目⑥
カンボジア2
日目⑥
ここの遺跡では圧倒的な積年のパワーと「そこ入っちゃいけない所だろ!早くおっさんどけよ!」のコラボを写真におさめておく。
カンボジア2日目⑥

おいおっさん!
お前がそこに入ってポージングしてバカ彼女が写真に収めたから
みんながやりだしたじゃねーか!
その自然の猛威を「単独」で撮らせろ!

ヨーロピアンかアメリカンか知らないけどお前らそーゆー領域を越えて制覇したがる所あるぞ!(怒)

この後、枠を越えて写真とる奴続出。
単独で撮ることを諦めた。
僕は志半ばにその遺跡を後にしてまたペダルをこいだ。
森林浴に効能はあるのだろうか。
カンボジア2
日目⑥
「あ、あそこにも遺跡がある。」
カンボジア2日目⑥
問題の女の子を見たのはその遺跡に立ち寄った時。

僕は幽霊というような類いは信じないしあっても気付かないのだが
あれは何だったんだろうと思う。

「僕のポケットはインポータントシングで一杯だよ!」
ポケットからパスポートを出して
「ディスイズインポータント!」
右ポケットからデジタルカメラを出して
「ディスイズインポータント!」
後ろポケットからサイフを出して、
「ディスイズインポータント!」
後ろ右ポケットからノートとペンを出して
「ディスイズインポータント!」
最後に拾った携帯電話を見せて
「ディスイズ!モスト!インポータントオブオール!」

ホテルの門近くに居合わせたカンボジア人の守衛が「あらら」と苦笑している。

ポケットに携帯電話、サイフ、デジタルカメラ、小銭入れ、パスポート、ノートとペンを入れながら自転車を漕いでいると
両膝の上下運動から携帯が地面に落ちた。

その余りにも衝撃的な音に「あーーーー!」と反射的に叫ぶ。
乗っていたレンタル自転車のうるさいブレーキをキーっといわせて
後ろに転がっている可愛い携帯ちゃんをいい子いい子しに駆け付ける。

シュリムアップに降り注がれる太陽が憎い程にディスプレイを暗くさせ『いってんのかいってないのか』よく分からない。

液晶がちょっと滲んで浮かび上がっている。

指で擦ると液晶が「逃げて」いく。
あーあ。

ジャパニーの「あーー!」が珍しかったのかブレーキの「キーー!」が胸を衝かれたのか駆け付けたカンボジア人が
「どうしたんだい?大丈夫か?」と心配してくれる。

僕は携帯電話がこのようになった事を告げ
男性に自身のジーパンにおけるポケットのキャパシティーのなさを嘆き訴える。

「僕のポケットはインポータントシングで一杯だよ。ディスイズインポータント!」

彼はピンときてないようだ。

僕は今何を伝えたかったのだろう。

大事な物だから常に持ってないといけないんですけど、それはそれでポケットパンパンですよ!って事だ。

これ逆の立場なら
「知らんわ!」って言われるな。
そりゃあんな顔なるわな。

カンボジア2日目⑤

携帯電話、サイフ、デジカメ、ノートペン、小銭入れ、パスポート、
ポケットに入れるのを止めたそれら大事な物を自転車の前カゴに入れて
ポップコーンか!と突っ込めるぐらい
ガッシャンガッシャン飛び跳ねさせて畦道なインターナショナル通りを行く。

カンボジア2日目④
日の出から早朝までアンコールワット内を廻る。

ずっと鳴り響くこの民族音はなんだろう。

あの寺院の横に生えている「耳掻きのふわふわの方」みたいな植物はなんだろう。

これ全て石を削って作られてるよ。
カンボジア2日目④
叙事詩ラーマーヤナの物語が描かれているらしい。
叙事詩の意味は解らない。
『天国と地獄』を表現している回廊。
カンボジア2日目④
一人で見ているふりをして日本語ガイドの話を盗み聞きする。
バレないように距離をとったりしながら。

たまに英語圏の団体を相手にしている英語ガイドの話を聞く。
リスニングの練習。
何言ってるかわからんわ。

日本人カップルが英語の発音がいい中国人家族の子供に「英才教育か」みたいな顔で眺めている。

ただ中国人だと思っていた家族が日本人だったもんだからカップルは「日本人?!」と声が出ちゃってお互い見合わせてる。

思い込みですね。

沼の水面がもうひとつの「ヒマラヤ」を映す。

三脚を立てている中国人。
ワットをバックに寄り添うフランス人。

日本人だ。
引退して夫婦でここまで来るのもいいですね。

お土産屋。

「いらない。いらない。」
この木彫りよく出来てるな。
「いくら?」
「3ドル?」
「高い高い!!」

安いけどね。
高い高い言っとこう。

改修工事が行われているアンコールワットは足場と緑色の防砂網で一部覆われている。

今回の「不完全な姿」が将来またここに来る動機になるだろう。
カンボジア2日目④
一旦バイバイ!

さて、
朝ここまで送ってくれたバイクのおっさんはいるだろうか?

もう3時間経ってるからね。
朝暗かったから顔なんて分からないだろうし、
暑いからどこかいっちゃっていないだろう。
まぁいなかったらいなかったで別のに乗ればいいか。
あ、でもお金払ってなかったな。
ま、いっか。
カンボジア2日目④

乗ってます。
朝と同じおっさんです。
うそでしょ?
よくわかったね?
外国人なんて何百人もいるのに。
よくいつ帰って来るか分からない日本の森田賢二を見つけたね?

ここら辺は「朝と同じおっさん」が何人いるんだろう。

ゲストハウスに戻ってきてもまだ9時前。

「ヤア。」
「ヤア。グッドモーニング。」
フロントの人は寝てないのかな?

これから今後の日程を決めなくてはいけない。

12時前チェックアウト。

それまでの3時間でこのゲストハウスから去るか延泊するか決まる。

昨日の晩あるカンボジアボーイに「8000リレルで『マッサージ』どうだ?」と誘われる。

僕はそんな事よりカンボジアボーイの後ろにある看板に目を奪われていた。

『to HoChiMnh,VETNAM』

ベトナムのホーチミンまでのツーリストバスがここから出ている事らしい。

値段は20ドル(1600円)、時間は半日掛かるという。

所持金が日本円21000円。あと19ドルと2700リレル。

残り10日間を1日2200円で暮らさなくてはいけない。
ホテル代込みで2200円は多分キツいだろう。

カンボジアにこのままいて映画「ラピュタ」の舞台ベンメリア遺跡に行くのもいい。

頭の中でイメージする。

タイで2週間過ごす予定で来た。
今回カンボジアに陸路入国しただけでも想定外だった。
移動移動で突っ込み過ぎてはいないだろうか?

ただまさか今回の旅でベトナムに行けるチャンスがあるとは。

ベトナムはどんな国なんだろう。

カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③ カンボジア2
日目③

カンボジア2日目① 朝5時。 ゲストハウス前にいたモトサーを捕まえて 値段交渉もなしに3ドルでアンコールワットに向かってもらう。 まだ辺りは真っ暗。 カンボジア2日目① ここはアンコールワットへの一本道だ。 朝もはよから日の出を見ようと外国人のチャリンコやトゥクトゥクが同じ方向へ走らせる。 ぬるい風を切りながらバイクはそれらを抜かしてゆく。 アンコールワットへ行くにはワンデーパスチケットを購入する。 顔写真入りのそれは20ドルでアンコールワット遺跡郡どこにでも入れる。 大きな河に突き当たったら左へ、 周りが暗すぎてどこをどう行っているのか分からない。 帰りの為にも覚えておかなくてはいけない。 「着いたぞ?」 顔も見えないモトサーの男性が降りないのか?とばかり告げる。 ここがアンコールワット? 入り口と言われている所で「ここで待ってて!」と、帰りもお願いしようと待機してもらう。 乗車賃3ドルは先に貰わないのかな? 俺が逃げたらどうするんだろ。 暗くて何も分からない所で黒い人達に先程購入したワンデーパスを提示する。 よく分からないまま他の外国人についてゆく。 ここら辺一体に流れている音は何だろう。 うわすげー! カンボジア2日目① アンコールワットはフランス人の学者が偶然発見した遺跡らしい。 その形はクメール人によってヒマラヤ山脈を模して造られた物だという。 5時44分。 カンボジア2日目① 「ヒマラヤ」から日が昇る。

カンボジア1日目③ インターナショナルストリートというメインストリートでタクシーから降りた。 車内には5人乗り合わせていたが アンコールワットを示す矢印の看板を通りすぎ 「どこに行くんだ?」 と聞いても英語が分かる奴が車内にはもういない。 「ウエァユゴーイング」を繰り返してたらあまりにも回数いうので「ウェアユゴーイン外人」として笑われていた。 逆の立場なら確かにそれは笑う。 タクシーは明らかに「まずはこの外国人より乗り合わせた友達を所定の場所まで送ろう」という流れだ。 人の多さと外人団体が歩いている多さでここが間違えなく『繁華街』だと思い降りることにした。 一体あのまま乗っていたらどこまで連れて行くつもりだったんだろう。 知らない町に行くとまず地図が欲しい。 「地球の歩き方」等のガイドブックは持っていない。 どっちに行ったら何があるのかも分からず砂ぼこりが舞うインターナショナルストリートを賑やかな方に歩いていた。 タイとは全く違う発達ぶりに「これはいよいよやばいな」と覚悟する。 食事はどうしよう。 タイにはコンビニが多くていざという時は不自由はなかったがここ通りに限ってか知らないがちょっと違うみたいだ。 さっきから歩いて分かったがコンビニはここ一軒だけだ。 カンボジア1日目③ 向かいにはちょうど銀行がある。 どうしようかな、 これから。 宿。 食べ物。 朝から何も食べていない。 確かここら辺で「アンコールワット」への看板を見掛けた。 とりあえずアンコールワットに行ってみよう。 そこら辺のモトサー捕まえてアンコールワットに連れて行ってもらう。 メインストリートを右に曲がると一本の道がある。 ひたすら真っ直ぐ。 バイクで5分。 何か公園の駐車場のような所に入ったと思ったら運転手が告げる。 「アンコールワットは今日は終わった。」 「ここでチケットを買う」 そうなんだ。 そしたら明日の朝アンコールワットの「夜明け」を見にいこう。 さっきの場所まで戻ってもらい宿探しをしなくてはならない。 この後オールドマーケット付近で会った日本人に宿を紹介してもらう。 明日は朝5時に起きて アンコールワットの日の出を見にいこう。 ◇◆◇◆ カンボジア1日目③ シュリムアップではアメリカドルが使える。 カンボジア1日目③ 今日の晩御飯。 カンボジア1日目③ オールドマーケット近くのショッピングモール。 カンボジア1日目③ オールドマーケット。 外人が多い。 日本人が経営している『タケオハウス』の隣の宿に泊まる。 インターネットもあり1泊750円 カンボジア1日目③ 部屋はこんな感じ。 カンボジア1日目③ トイレだけなぜか新しい。 カンボジア1日目③ ホテル横の何か事件が起こりそうなガソリンスタンド。 タイの長距離バスに乗った時にタイ語を教わり仲良くなったおばあちゃんがくれた蒸しパン。 カンボジア1日目③ リュックから出てきた。

カンボジア1日目② シュリムアップに着いたのは17時30分。 シソボンから2時間掛かった計算になる。 あの「タクシーと言えないタクシー」でシュリムアップに死なずに着くことができた。 シソボンではまずタイバーツをカンボジアリレルに換金したかった。 ある情報でタイバーツはカンボジアでも使用できると聞いていたが それは国境付近だけでシソボンのような田舎では全く使えない。 シソボンを歩いて回る事はなかったが 印象としては極度の貧しい町。 カンボジア1日目② シソボンは小学校の校庭くらいの広さにバスターミナルがあって その「校庭」で人々は商いをしていた。 多分ここが一番の繁華街だと思う。 ここら辺の商いは店舗を持たず 小学生くらいの子供が単体で何か分からない食べ物を売る。 1人でそのシソボンと呼ばれる「校庭」に入っていった僕はまだ目立たなかったが、 シュリムアップまでの長距離バスの乗り継ぎ?もしくは休憩所?に際して降り立った外国人は その余りにも分かりやすい格好の為、 生活が逼迫している売り子に囲まれていた。 その執拗さが貧しさを表している。 暫くして僕もシソボン人に見つかると 子供は「これ買って?」という訳でもなく ただザルの中を見せて こちらが歩くとおいていかれないようについてきて 止まったら目の前に立ち下から顔を見上げる。 彼らは決して目線を外さない。 英語で「銀行はどこか」と聞くと 「あ。英語だ。」 となり、親切心からか、恩を着せる為か、 どこかから英語が出来る中学生くらいの年の男の子を連れてきてくれる。 男の子に「今日は日曜日だからやっていない。」と告げられたので、 タイバーツを見せると 「ノー。」 ダメ元のドルを見せても 「ノー。」 これらはここでは何の役にも立たないらしい。 カンボジアに入った興奮でエクスチェンジの事はすっかり忘れてた。 また野宿? ずーっと突っ立っている日本人が ここの「校庭」で一番背丈がある。 次第に周りに人が集まりだした。 「この背の高い中国人は何をしたいの?」という周りの空気。 その疑問に英語の出来る「優等生」がカンボジア語で教えている。 腕を掴んで「こっちへ来い」とする奴がいる。 連れていかれた所は 土まみれに座っている白髪の汚いババアの所で そのババアは大量のカンボジアリレルを差し出して 「エクスチェンジできる」という。 いやいや!超怪しいな! タイバーツ幾らが何リレルか分からない。 ただお金がないのは困る。 銀行は休み。 正確にレートが分かったのはこの後シュリムアップの市中銀行で両替した時で カンボジアでは11月28日現在、 1ドルは3875リラ。 100円は4650リラ。 がレート。 その時シソボンのババアから両替したのは 完全にぼったくられそうなので とりあえず痛くも痒くもない20バーツにしといた。 日本円でいうと20バーツは60円で 2400リラをババアから貰った。 カンボジア1日目② こんなにお札貰えるの!? 後々分かったがこんなもんカンボジアでは全く使えない。 チップにもならない金額を恐る恐る交換してはお札の数になんだか「儲かったのでは?」と嬉々としてた。 別の男の子が 「シュリムアップに行きたいのかい? タクシーはどうだい?」 と声を掛けてくる。 オズの魔法使いの東の魔女みたいなババアから受け取ったボロボロの2400リレルを見せてこれで行けるか?と聞いたら 「冗談だろ?」で笑われた。 でもタイバーツしか持っていないんだ、 と吐くと 180バーツ(430円)で行ってくれるという。 タイバーツも使えるんかい! 「この車に乗れ!」 で乗せられたのは普通の白い乗用車。 カンボジア1日目② 外の奴がめっちゃこっち見てる。 この画。 潜入し過ぎたジャーナリストの画だぞ。 怖いな。 15分程待たされると 勝手に小僧達がタクシーの中に入って来る。 ちょっと待て待て! タクシーじゃないの? なんで入ってくるの? 相乗り? おかしいおかしい! 日本では普通乗用車はギュウギュウで5人乗りだが このタクシーには 「ちょっと詰めてもらえる?」をカンボジア語で指示され まさかの7人乗り。 うそでしょ!! おいおい! なんで「タクシー」なのにこんなギュウギュウにされるのよ! まてまて! お前ら自由行動か! しかもお前らお金払ってないだろ! 人のタクシー代をガソリン代にして! 「タクシー」って人の許可なしに相乗りできないもんなんだよ! 痛い痛い! 踏んでる踏んでる! え? 何? 何言ってるか分からねーよ! どうやらシソボン人は何処かに行く外国人にタクシーを勧めて、 商談成立したら、 出稼ぎや途中に家がある帰る奴を募って 一緒に乗っていくというクソ腹立つ習慣があるようだ。 渋谷駅から「玉川まで!」とタクシーの運転手に告げたら「ちょっと待ってくださいね。」と外に降りて、暫くしたら「あー、よかった。よかった。ちょっと詰めてもらえます。」 と言いながら普通乗用車のリヤシートに俺抜かしてプラス4人乗ってきたら おいコラふざけんなぼけ!と反応するのが日本人なら、 その後ギュウギュウ詰めの車内でお金を支払った人の膝の上に座りながら「あなたは何処から来たのですか?」と非日常の中で日常的な会話をし始めるのがシソボン人。 カンボジア1日目② めっちゃ笑ってるけど! 「楽しいですね!」じゃないよ! え? 何? 何言ってるか分からねーよ! あー。いやだ。 カンボジア1日目② 何時間このままなの? 快適さ求めてタクシー乗ったら 6人乗ってきたって。 ミスタービーンでしか観たことないぞ? カンボジア1日目② 笑ってるけど! 7人乗りのボロ乗用車は「危ない危ないの飛んでいけ〜」の100キロで農道をシュリムアップまで突っ走る。 助けてーーー!

カンボジア1日目① ポイペト。 タイ側の国境の町アランヤプラテートから カンボジア側の国境の町ポイペトへ。 カンボジアに入ると一気に活気がなくなるのを実感する。 舗装もされていないので砂ぼこりが舞う。 暑い。 賑わっているのは国境付近だけで1キロも歩くと両サイドは果てしない草原が広がる。 ポイペトから目指すのはシュリムアップ。 シュリムアップはカンボジア第二の都市とされている所で 世界遺産アンコールワットがある所だ。 ここら辺を歩いていると 「シュリムアップ?オーケーオーケー!乗りな!」おじさんがいる。 国境越えで疲れた外国人は目の前にある豪華な長距離バスに乗り込む。 長距離バスは何台も小さな店先に番長停めされていて 「シュリムアップに行くにはバスに乗るのが常識」と暗に知らしめているようだ。 イグミネーションで見かけた外国人は散り散りにどこかのツアー会社にバスの手配をお願いして 気付くと自分1人だけが歩いてシュリムアップまで行こうとしていた。 歩き過ぎてもう付近にはツアー会社もバスも駐車されていない。 つまりここまで歩く奴はカンボジア人にしてみれば 「だからシュリムアップは遠いんだって!勝手にしろ!知らないからな!」と突き放したという事だろう。 目の前にはただ一本の真っ直ぐな道があるだけだ。 シュリムアップまでは車で5時間は掛かるという情報を得たのは歩き初めてだいぶたった頃で その時にはもう外国人相手に交通商売するような奴はいない。 後方も今さら戻れない距離。 暫く目の前の「不安」と後方の「敗北」の狭間で 途方にくれて 「どうしよっかなー。」 ともらしていた。 「どうしたんだ?」 最初モトサーだと思ったが違うらしい。 カンボジアで最初のヒッチハイクは言葉も通じないおじさんで 「乗りな乗りな」でお金も要求しなかった。 カンボジア1日目① 10分ぐらい走ってくれ、 握手をして別れる。 「よかった・・。」 歩くと体力を使う。 「どんどんヒッチハイクしてやろ。」 という考えになっていた。 降ろされた所でまた親指を立てて後ろから走ってくる車を停める。 シュリムアップまで行きたい。 あ・・。あ〜。 「途中まで」って英語で何て言うんだ? すぐ単語帳で調べてそのまま使う。 「アイウォントゥゴーシュリムアップ、プリーズテイクミーハーフウェイ、ノーマネーオーケー?」 車をヒッチハイクしたのは初めてだ。 カンボジア1日目① お父さんらしき人と娘3人と外国人を乗せた車はシュリムアップを目指し国境からの1本しかない道をどこにも曲がらない。 真っ直ぐ行く。 車に乗り込んでも 何も質問してこないのが却ってよかった。 この道を歩こうとしていたのか・・。 ラジオからカンボジア語が流れてくる。 車内でもそのやり取りがある。 タイ語は耳に慣れていたがカンボジア語はまたなんともな感じだ。 舌をトゥリントゥリン使う?言葉が回るような?印象を受けた。 1時間ぐらい寝ていた。 上下する車に 「ちょっとちょっとちょっと!」となりながら目覚めた。 わざと溝にはまって走ってるでしょ!と思ったが 隣の少女は「何か?」と実に涼しい顔をしていたのでこちらも「別に?平坦な道路ですわね。」で抑えた。 看板にはシュリムアップの文字が出てきたので 「着いた?」と聞いたら ここは違うらしい。 何やら現地の人とお父さんが話をつけてくれている。 「ここからは彼が連れていってくれるよ!」と紹介されて「センキュー」 握手をして別れると 今度は違う男がバイクに乗せてくれた。 カンボジア1日目① 畦道を5分。 着いた先は「シソボン」という小さな町だった。 カンボジア1日目① シソボンはちょっと怖かった。