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フロントエンドエンジニア芸人/インド芸人/もりたけんじの武骨日記 ・NSC東京9期 東京湾に入港してくる貿易船の綱取りをしていた頃、先輩芸能人の運転手する。ビジネスホテルでフロントで英語ができなかった挫折を味わい、力を付けに1人でインドへ渡航した。帰国後世界から発信するためWeb技術をつけたくなり、専門学校へ通う。以後、プログラム言語JavaScriptの正直さに惹かれ 「フロントエンドエンジニア芸人」を極めるため日々奮闘中。現在はサイバーエージェントにジョイン

今自分が浮かべているいいイメージを他の誰かが浮かべるようになって、さらに多くの人が浮かべるようになったら物事は好転するんだろうなぁ。

イメージはシンプルにくっきり。

明度の強い暖色系。

絵の具べっとりでいこう。

今日は自分が日々の生活で実践している遊びを紹介します。

それは何も考えないで取り敢えず『えっ!?』と発した後、今見ている物、状況『~だなぁ』『~だ!』等で結ぶというもの。

気付き力がアップする遊びです。

コツは『えっ!?』を凄く驚いている体で発すること。

見るもの全てにとにかく驚いて数多くアウトプットすることです。

さほど興奮していない自分自身の脳をあたかも青天の霹靂かのように騙す訳です。

こうする事で普段見慣れた風景も、知った気になって買い被っていたあの人も、設定どおりの自分ももう一度精査できて結果再発見できます。

そんな頭の遊びをしています。

よかったらやってみてください。

ほぼ初対面のある人に『君、タバコ吸う?』と聞かれたので『いえ、吸いません』と答えたら『ダメだよ?ウチ禁煙だからね。車の中も。』と注意されました。

だから吸わないって。

その人は『ダメだよ?ウチ禁煙だからね。車の中も。』を車の中でマルボロ吸いながら言うのでした。

『菅野美穂は可愛い』

『菅野美穂は可愛い』とお互い一致した所で向かった先はラーメン二郎京急川崎店。『飲食店は時間どおり開店しない』『いやするだろ。』の押し問答の末話題は『ラーメン二郎の店主は愛想が悪い』。『いや、あんだけ野菜サービスしてるんだから笑顔まで求めなくてもいいだろ、』『いやいや、にしても』でまたもや炎上。

夕方の開店にやきもきししながらも『あの母親に抱かれているあの子可愛いくない?』『もし自分が産んだ子が3人とも妻の方に顔が似ていたらどうする?』『ラーメン屋の昼と午後の中休みは休憩か?仕込みか?』等大抵はどうでもいい話しです。

基本仲は悪いのですが感性がずれているから一緒に居て飽きません。

写真はミニコントをする水上拓郎と爆笑コメディアンズ半澤。

ねぇこんな所呼び出して話って何?

ん?

ねぇ何!何!

ちょっと待てって、

何なの言ってよ~!

そろそろだな・・。

何そろそろって!

来た!

え?

あれを見ろよ。

何?ただのマンションじゃない!

違うよ、よく見てみろよ。

・・・・。

ほら、

えっ!!

ほら!

えっ?!

マンションの部屋の灯りで何て書いてある?

わぁーー!すごーーぃ!

ねぇ読んでみてよ。

あれが俺の気持ちだよ。

ス・・・・。

マンションの明かり

柔らかな頬

桐野夏生さんの「柔らかな頬」は「誰も私を救えない」という帯表紙に表されるように主人公カスミを含め登場する人物が悉く疎外感に打ち拉がれる内容となっています。

みなさんは一度でも家出を考えた事があるでしょうか。

高校生の頃北海道の実家から家出したカスミが時を経て結婚し、家庭を築き、二人の子供に恵まれますが、夫道弘の勤める会社のクライアント先、石山と不倫に至り、愛を確かめ合う為に北海道の別荘で互いの家族が集まります。

結果不倫は両家族にバレてしまいます。

そして翌朝。

カスミの愛娘「有香」の謎の失踪を端に別荘に会した全ての人の人生が狂い始める。

という序の口です。

娘は行方不明か?誘拐事件か?生きているのか?死んでいるのか?何処にいるのか?を話の本筋に据えて、残りの人生全て娘を探し続けるカスミ、それがありとあらゆる人物に影響を及ぼします。

自分は「グロテスク」を読んで以来桐野夏生さんのファンになってしまいました。

読み易いくて表現力豊かな文章と登場人物全員に主眼を置いて話を進める構成におもしろさを感じます。

そして「グロテスク」では登場人物が全員醜い感情剥き出しでしたがここでは救いようのない疎外感が物語全体を包み込み、影を落とし、陰惨垂れ込めています。

「グロテスク」「柔らかな頬」を読み終えて、桐野夏生さんは「因果」というのを作品のテーマに置いている気がします。

「柔らかな頬」とは一体誰の頬の事だったのか?「誰も私を救えない」の「私」は誰か?なんて事を念頭に置いて読み進めていくといつもと違う溜め息が出ますよ。