滝野元気

約1週間前。

39度の熱を出した元ハンプトン滝野元気。

立てない、動けない、痛い、の最悪の状態だったそうです。

ベットの中でひたすら汗を掻き、ポカリをガブつき、体は熱いのに悪寒がひどい悪環境。

昨日自分はその話を聞いたのですが「モリケン電話にでないんだもんなぁ、」といわれてしまいました。

確かに着信があったのです。

身の回りの世話をしてもらいたかったらしく自分に電話を掛けてきたというのです。

他にも掛けたのでしょうが、結局誰も出る人がいなくて、タクシーで駅まで行き、新幹線で実家の京都まで帰って静養してきた元気。

「あ、そうだったんだぁ、大変だったなぁ」

なんて話をしていました。

自分のこれまでの体に対しての不摂生を嘆いた後、話題はこれからの課題、食生活に。

「モリケンさぁ、俺昔から体弱いんだよ、どうしたらいいのかなぁ」

「そりゃまずしっかり3食食べることじゃない?」

「あー、3食な、」

「一汁三菜で。」

「一汁三菜?」

「一汁三菜。」

「一汁三菜って何?」

「味噌汁と副食3つだよ、」

「あー!なるほどな!

じゃぁサラダ食べればいいってことかな?」

「まぁいいだろうけど。」

「最近サラダは食べてないなぁ」

「いや、サラダだけ食べたってダメでしょ。やっぱたんぱく質と、、あと、体力付けたいならビタミンBとか、」

「それサラダに含まれてないの?」

「サラダ好きだなぁ。肉だよ、肉。」

「鶏肉かな?」

「まぁ、鶏肉かなぁ、」

「じゃぁ鶏肉とサラダ食べればいいのか!」

「いや、鶏肉じゃなくてもいいんじゃない。」

「豚肉か?」

「まぁ、豚肉かなぁ、」

「牛肉は?」

「もういいわ!肉だよ肉。」

「そっかー、俺コンビニの弁当ばっかりだからなぁ」

「そうかぁ、、今はいいけどな、もっと年取ったら体ガタくるしな」

「そうだなぁ」

「体は資本だからなぁ」

「本当そうだなぁ」

「そうだよ」

「じゃぁさぁ、」

「何?」

「モリケンさぁ」

「何?」

「毎日料理作りに来てよ」

やだわ。

危うく一線を越えてステディな関係になる所でした。

結局京都に帰った顔が四角い男、滝野元気は3.14より丸い風邪薬で治したそうです。

ただ緊急時に頼られるって悪い気持ちじゃないですよね。

電話出てやりたかったなぁ。