「お前は結婚しているのか?」
「結婚はしていない」
「何歳だ?」
「32だ」
「わたしと同じ年じゃないか!笑 !日本のどこから来た?」
「東京だよ」
「そうか、わたしはベンガルだ」
「ベンガル?」
「いいところだぞ?マンゴー畑がたくさんあるんだ」
「マンゴー畑」
「そうだ。うちはマンゴー畑をやってるんだ。」
「そうだ。おい!お前あれを見ろ」
「ん?」
「あの女性、おでこのここ。」
「マンティカか?」
「そうだ!マンティカだ!既婚者という意味だ。」
「ほら俺にもここにあるだろ?」
「じゃあしていない人は全員未婚者なのか?」
「そうではない。まぁ。なんていうんだ。モダンなんだ。おい!あそこを見ろ」
「ん?」
「ヒンドゥだ。インドには多くの宗教が集まる。ヒンドゥ。イスラム。シク。クリスチャン。ブディス。仏教。。」
「グルザーは何の宗教なんだ?」
「わたしはイスラムだ」
「お前は知ってるか?7/24はラマダンなんだ。だから断食しないといけない。。。おい見ろ!」
「ん?」
「頭にバナナの束乗せているぞ!!サリーにバナナだ!」
「お前はこれからどこに行くんだ?」
「インド人の普通の生活が見てみたいんだ」
「そしたらデリーにはないな。デリーは本当のデリーじゃない。」
「本当のデリー?」
「お前は知っているか?デリーにいる人の80%は田舎に住んでいるんだ。」
「そうなのか。」
「東京と同じさ。大抵は地方の人だろ?今は夏休みだから混んでいるんだ。
お前はガールフレンドは何人いるんだ?」
「何人?何人もいるものなのか?」
「もちろん。」
「家庭を持っているのに?」
「そうさ。インド人はそうなのさ。そうだ。ちょっと待ってろ。お前に紹介したいところがある。
俺の友達が観光局に勤めているから。そこでお前は話を聞けばいい。」
「ノーエクストラチャージか?」
「ノーエクストラチャージだ」
「OK」
「ちょっとストップストップ。ここで観光しよう。」
「なんでだよ!(笑)」
「お前知らないのか?ここはイスラム今日の中でも有名な寺院だ。」
「知らなよ!なんでグルザーが観光するんだよ。観光するのは俺だよ!」
「いいから!ちょっと降りろ!」
「ほら見ろ!綺麗だろ?」
「綺麗だね」
「ちょっとお前のそのカメラ俺を撮ってくれ!」
「なんでだよ!」
「いいから!」

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いるか!こんな写真!!!