僕が今回台湾(台湾北部)4日間で訪れた場所はこちらです。 忠考復興(ヂョンシャオフーシン) ↓ 三林(シーリン) ↓ 中山(ゾンサン) ↓ 西門(シーメン) ↓ 淡水(ダンシュイ) ↓ 九分(ジュウフン) ↓ 基隆(キーリン) ↓ 北投(ペイトウ) ↓ 新北投(シンペイトウ) ↓ 龍山(ロンサン) ↓ 忠教敦化(チョンシャオトンファー) ↓ 中正記念堂(チョンヂョンジーニエンタン) 僕が台湾を訪れた理由は 決して「台湾に行きたかった」からではありませんでした。 台湾に世界遺産はないそうですし、 見たいと掻き立てるものがなかったし、 台湾のイメージがわきませんでした。 僕が行った理由は近い将来中国語が必要になる時代が必ず来るだろうと感じた事と、 僕自身も近い将来北京や上海をまわりながらチベットに出るだろうと予感しているからです。 ということで「中国語」です。 台湾に行きたい。というよりは中国語を勉強したい。 この時期経済的に行ける中国語圏は台湾だったのです。 そんな「台湾」は僕の予想に反して魅力的でした。 何が魅力的かは追々ですが。 そしてこれはちょっと語弊があるかもしれませんし、 あくまで僕の主観ですが、台湾は「日本より日本っぽい国」でした。 アジア初の民主主義がもたらされたのは台湾らしいですが、 それもあってか世間の目を気にする傾向があって ある部分では日本より決まりやマナーを重視していてきっちりしている感じを受けました。 また、 全く知識なくあくまで予想ですが、 台湾は「国として健全に育っている。」という印象を受けました。 (またこの『国』というのは議論するところですが。) この「健全に育っている。」という意味は 変に外貨に頼らない所や自国生産消費を骨としている所です。 僕もそうだったように日本はよく韓国と比較しがちです。そして近年の中国の勢いも無視できません。 それは軍事的にも地理的にもそうなんだと思います。 ただ台湾もなんのなんのです。 じゃぁなぜ台湾がもっとクローズアップされないのか。 僕も向こうに行ってから知ったのですが、 日本は台湾と国交を断絶しているそうです。 日本は「台湾は中国の一部」として認めている為、 「中華民国」として認めていないそうです。 (台湾の方は自分達はひとつの国『中華民国』と主張している) なので日本は台湾を台湾と呼び中華民国とは呼ばないそうです。 ここからは無知な僕なりの「予想」ですが、 日本としては国として認めていない台湾(中華民国)を語るより韓国や中国を語った方がアジア平和なのかな?と僕なりに解釈しています。 新北投(シャンペートウ)という温泉街で温泉に入れる時間を待つ間、 中国語を勉強しに行った僕は全く知らなかったそれまでの「なぜ台湾が台湾たるか」の歴史を知り 自分の無知さを痛感する事になります。 僕は高校教師(政治経済)の教諭免許課程をふんで取得しましたが、 「台湾は一時日本が統治してた」ぐらいしか知りませんでした。 なぜ台湾は中国から独立したいと思っているのか、 なぜ日本人より日本人なのか、 なぜ台湾が台湾なのかを僕の主観と薄っぺらな知識と短い期間ですが垣間見ました。 そしてそんな矢先、 ガイドブックには乗っていないザ・台湾。 「あ〜来てよかった」と思えるような台湾の方の心を見ることになります。 あとでお教えしますが「あれ」は台湾に行ったら是非見ていただきたい「世界無形遺産」です。 去年の韓国、東南アジアの旅も紹介しきれてないのですが、鉄が熱いうちに台湾の旅を僕目線で紹介したいと思います。 最後に、 この旅は周りの方々の協力なしでは行けませんでした。 本当にありがとうございました。 台湾#0