この度「GORILLA」は解散致しました。

慎んでご報告させていただきます。

いろいろな方にご相談させて頂き自分なりに考えましたが
今後はピン芸人「もりたけんじ」として活動しようと思います。

ご相談乗って頂いた方ありがとうございました。

またこちらをご覧の方に
向こう6年の自分の未来をお知らせ致します。

自分はこれから2013年6月までの2年間は芸人としての「取材費」を稼ぐため奔走する事にしました。

なのでいろいろご批判はあるかと思いますが
R-1ぐらんぷりとお誘い頂いたネタライブにしか出演致しません。

いわゆる「渋チャレ」は出演致しません。

結果を出して出世してゆく同期には顔向けするのも憚れますが、
僕も31ですしもっと「人間」として面白くなるように
与えられた物を消化するのではなく
今後の自分のキャリアと生き方を能動的に創造しないといけないと感じました。

なので今から2年間は泥水を飲むことにして
「取材費」をためて、
2013年6月に話のネタを探しに全ての生活を捨てて
世界一周の旅に一人で出掛けます。

2013〜2015年の2年間廻ってきます。

一人でこんな勝手をするのも怖いですが
人の目を気にしすぎても
誰の人生だですし
こーなりました。

で、
もし滅ぶ事なく安全に帰ってこれたら2015年から1年間掛けて日記や写真、絵等をまとめて細々と執筆活動をした後、
旅中に得たエピソードや、
職業技術や英語で
日本か海外か分かりませんが活動しようかなと考えています。

自分は「捨てなくては入ってこない。」という考えの持ち主です。

捨てるものが大きい、
リスクが大きい程ターンも大きいと思っています。

この場合の「捨てる」は
『渋チャレ』『2年間』と『日本の生活』ですが、

果たしてそれが真理かも含めて身を持って体験し、誰にも獲得できない財産を得てこようと思います。

こういう未来ですので
もし応援してくださる方がいたら今後ともよろしくお願いいたします。

鼻息荒い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。

もりたけんじ

ビール大好き伊志嶺は先日グアムに行った際
ビールを飲むタイミングをめぐり彼女とケンカしたそうです。

昼から飲もうとしたら
「夜にして!」と嘆かれ、
夜飲もうとしたら
「後にして!」と怒られ、
後にしたら
「そんなにビールが好きならビールと結婚すればいいじゃん!」と妬かれたそうです。

ビール大好き伊志嶺は
「一体いつになったら飲めるんだ!」と

頭にきて、
口論して、
別行動したそうです。

そして時間も経って
反省して
1人ホテルの部屋に戻ったそうです。

部屋には彼女がベッドでふてくされて寝ています。

そんな彼女を見つめながらビール大好き伊志嶺は缶ビール1杯だけ飲んだそうです。

いやビール1杯だけのタイミングの話かーい!

夢を見た。 インドを旅している途中牛の糞を溜めている男がいて、 そいつに波打ち際の男女みたいに糞を浴びせられて 全身びしょびしょという夢だ。 最近また世界のこいだめインドに行きたいという熱が出てきた。 ニューデリー駅のホームのアナウンス。 何を言っているか分からないその後に流れる「デデーン!」という発表音が懐かしい。 また、チベットにも行ってみたい。 今夏終わったら中国を周遊して行くだろう。 2週間で足りるかな。 先立つものをためて体力もつけないといけない。 デデーン

岩盤欲
岩盤欲

リラックスしに来たのに大変でした。 自分は元来汗っかきです。 先日お姉さま方と3人で小金井市にある岩盤浴に行く機会がありました。 そこは4種類の岩盤浴があるのですが もう汗が出るわ出るわ。 4つ目を回る頃にはずーっと同じバスタオルで拭いたり、 敷いて横になってたりしたから タオルに染み込んだ汗が蒸されてくせーくせー。 俺だけ剣道の面の上で器用に寝てるのかと思いました。

台湾人
台湾人

日曜日に足立区のサッカーに参加させていただいて、 やってる最中も思ったんですけど、 最近思うのは、 親と自分の体が健康で、 信頼できる友達がいて、 たまにサッカーやって、 行きたい所に旅して、 好きな事をして、 毎日同じ様な日々を送れる事に感謝してます。 前は「毎日同じ」が嫌で嫌でしかたなかったけど。 最近はもういいわと思うようになりました。 幸せは求めるもんじゃなくて既にあるものって、 本当そうですね。 上記のような「毎日同じ」という僕にとっての最小限の奇跡を大事に育んで、 より充実した生活を目指します。 なんか恥ずかしいけど 本音もどんどん言わないと体に毒たまりそうだわ。 ミカさん→ジョークですよ。 ※twitter始めました。 @moritakennji ※渋谷チャレンジ 6月21日 19時開演 シアターD 500円 よろしくお願いいたします。

プラズマクラスター
プラズマクラスター

最近プラズマクラスター購入したのですが想像以上にいいです。 部屋の空気が前と全然違うのがわかります。 部屋に入った時の匂いが何かの新品の商品を開封した時の匂いです。 部屋の湿度が数字で表示されるので「あ、湿ってるんだな」とすぐに分かり、 すぐエアコンをドライにしたりして対処できます。 電気代が1日中付けてても10円以下らしいです。 このようにお部屋環境ががらっと変わりました。 それに伴い僕自身も変わりました。 一番変わったのはお風呂に一切入らなくなった事です。 ここ一週間お風呂に入ってません。 今後も入りません。 ま、 でも僕の予想だと 「匂い」に関しては プラズマクラスターがあるので大丈夫だと思います。

駒沢公園サッカー場
駒沢公園サッカー場

先日駒沢公園でサッカーしました。 休憩中、 ラブさんが「今度試合があるからさ、今日は怪我したくないから軽くやるわ。」と仰りながらスポーツドリンクにプロテインの粉を入れて同じ濃さになるようにめっちゃ振っていました。 僕は「今日も本気だな。」と思いました。

タイ4日目①
おはようございます。
タイ4日目①

顔脂っこい。
背中が痛い。
手が汚い。
2時間おきに目が覚めた。
今朝は人が集まり、
バスが集まり始める音で起きた。

タイ4日目①
バスターミナルのコンビニも開店した。
タイ4日目①
石鹸と朝ごはんのポテトチップスを買い、
汚いトイレで顔と髪の毛を洗う。

さっぱりして気持ちがいい。
こんなにも洗髪が楽なのかと丸刈りにして正解だったと思う。

6時30分。
にぎやかになってきたのでチケットを買おうとする。
「アランヤプラテートまで。チケット1枚。」

「アランヤプラテート?ちょっと〜さん!」
誰かを呼ぶ。

どうしたどうしたで男性が喋りながら来た。
男性が「アランヤプラテート?アランヤプラテートならバス停が違うぞ?」と問題発言する。

勢いそのまま
「ミニバンで行きたいのか?」
「いや、ミニバンでは行きたくない。バスで行きたい。」

なんでバスターミナルで待っているのにミニバンで行かすんだよ!という想いだ。

「オーケー、オーケー、モトサイで行ける!おーい!」また誰かを呼ぶ。

なんでオーケーなんだよ。すぐ呼ぶな!

「何だ。何だ。」でおっさんが来る。

おっさんがおっさんに言う。
「アランヤプラテートまで行きたいそうだ。」
「オーケー。オーケー。近くにバス停がある。乗りな。」

「バス停?」
「そう。そこにミニバンがある。」
さっきと一緒!
だからバスで行きたいんだって!

「いやいや、俺はここで待っていれば次のバリューまで行くバスがあると聞いた。」

「バリュー?バリューに行きたいのか?」
「アランヤプラテートだ!」
「じゃぁこい!乗れ!ミニバンか?」

「バスだよ!」
「アランヤプラテートまで行きたいんだろ?」

「だから!最終的にはアランヤプラテートに行きたいんだけどバリュー経由で行きたいんだよ!俺はここで待っていれば7時16分にバスが来ると聞いて昨日からずっと待ってるの!」

「バリューに行きたいんだな?」

「そうだよ!」

おっさんは自分を呼んだおっさんに
「こいつはバリューに行きたいそうだぞ?」
「え?アランヤプラテートに行きたいって言ってたぞ?」
「バリューらしい。」
「なんだバリューか。」

この『遊び』

アランヤプラテートに行きたい。
じゃぁバス停が違う。
乗れ!ミニバンだ。

ミニバンノー!バス!
アランヤプラテートに行きたいんだろ?
バリューだ。
バリュー?アランヤプラテートは?
行きたいよ!
じゃぁ乗れ!ミニバンか?
この遊び。
30分ぐらいしてた。

どんだけミニバンでアランヤプラテートに行かす気なんだよ!

バリュー経由でアランヤプラテートに行きたいの!

お前らどうせツアー会社の奴だろう。
バス停で待ってる外国人を横取りして自社のミニバンに詰め込んで儲ける気だろう。

いろいろあったが、ようやくバリュー行きのチケットを買ってベンチで待っている。

チャンブリ〜バリューまでは1時間掛かり32バーツ。
コンビニから出てきたオレンジ色の宗教服を着た乗座仏教のお坊さんがじっとこちらを見ている。

俺が坊主頭だからかもしれない。

向こうも向こうで「あの仏教のお坊さんリュック背負ってどこいくんだろ?」と思っているのかな。

今朝は寒い。
半袖だとクーラーを直接浴びているような寒さだ。

バスに乗り込んでようやく移動できる。

ちなみに昨日は真っ暗でどういう所で寝ていたか分からなかったが、
夜が明けて判明。
タイ4日目①

この灰色の所で寝た。

背中痛いベッドだった。

絶対にタイのバスではタイポップミュージックを流している。
それは運転手の趣味によるチョイスだと思う。
年配の運転手は民族曲。
若い運転手はノリがいい曲。

アランヤプラテートまでの道はすぐ脇に茂みがあり、田んぼや民家が建ち並ぶ道路はコンクリートになっている。
凸凹ではないが道路の継ぎ目で車体が上下に揺れる。
足は伸ばせず楽な格好ではない。
途中所々でバスストップというよりはガソリンスタンドのような所に入り人を乗せるし、
なんにもない所に急に停まったと思ったら後方のドアが開き乗客が降りて行く。

日本にみられる「降ります」合図もないのにどうやって運転手と意志疎通しているんだろう。

周りのタイ人と目が合う。

よくある事だがタイではこちらと目が合っただけでも笑顔を作ってくれる。
「微笑みの国」と言われるゆえん。

こっちが手を合わせてお辞儀をすると「まさか!そこまでやるのか!」というような風な感じで笑いゆっくり合掌する。

手を合わせる相手には自然と反射的に手を合わせてしまうんだろうなぁと感じる。
僕を仏教徒だと思っているのかな。

この手を合わせてお辞儀をする意味は何だろう?
タイ4日目①
バスから見える風景はこのような草原と林が大半で、
中でも痩せている木々が多い。
タイ4日目①

これは何だろう。
植林かな?

11時45分。
タイ4日目①

チャンブリから3時間以上掛かった。
やっとバリュー経由でタイとカンボジアの国境のタイ側の街アランヤプラテートにたどり着くことができた。

タイ4日目①
これから陸路でカンボジアに入国する。

タイ3日目⑥ 「降りろ。ここだぞ。」 チャンブリまで行きたいと乗務員に告げていた為暴力的に起こしてくれた。 「チャンブリ?」 「そうだ。」 バスから降りた所は車庫のような場所。 青いベンチが一画に数多くあって右側には公園のトイレのような簡素な建物がある。 青いベンチの隣には常勤できる人一人分のチケット売り場のようなものが置いてある。 人々がまばらにいる。 乗り合いバスから降りる者は誰もいなく自分一人だけ降ろされた。 「ここが『チャンブリ』?」 「チャンブリ」って街の名前じゃないの? もしかしたらチャンブリという街のバスターミナルかもしれないしチャンブリというバス停かもしれない。 原宿に行きたい僕は今「神宮前」で降ろされて「え?神宮前?ここは原宿じゃないの?」と騒いでいるだけなのかもしれない。 22時38分。 チケット売り場にいる私服で働いている男の子に 「アランヤプラテートまで行きたいんだけど?」と聞くと誰かを呼びに走っていった。 その友達みたいな子が「今から?」と驚いている。 周りに人が集まってきて「なんだ。なんだ。」で共有しだした。 「アランヤプラテート?明日の朝バスが来るよ。」 「ここに?」 「ここ。」 「バリュー(アランヤプラテートまでの途中にある街)行きのバスは?」 「バス停はあるけどここから距離があるし今日はもう終わったよ。」 「私は明日ここにこなければならない?」 「そうだね。朝6時くらいだ。」 タイ3日目⑥ チャンブリバスターミナル付近はまったく何もない。 ホテルもコンビニもない。 人々に忘れさられたような場所。 向こうの方で野良犬が野良犬を追いかけている。 周りにいたタイ人が 「この日本人どうするんだろう。あてでもあるのかな。」という同情の目をしているのを感じる。 僕はただ苦笑いをして、 青いベンチにリュックを置き、 とりあえず持っていた硬水を口に入れて、 時間を掛けて途方に暮れた。 野宿決定。 野宿になる日本人がいよーがいまいが関係なくバスターミナルは営業を終了する。 従業員何人かが手分けして掃除をし始めた。 何言っているか分からないテレビも電源を落とされる。 音がなくなり唯一の娯楽もなくなった。 従業員がモトサーに2人乗りして帰っていく。 当たり前だか「家があるっていいなー」と思う。 固くて青いベンチに座り どこで寝ようか考える。 ふと、 そこにいた親子が「差し入れ」をくれた。 タイ3日目⑥ 水とサンドイッチとちょっとしたお菓子。 「センキュー!」 ちょー優しいな。 わざわざ買ってきてくれたのかな。 すげーやさしい。 タイ3日目⑥ その親子と暫く話していたが親子が家路に向かったら本格的に一人になった。 先程追いかけていた犬が目の前を横切る。 パトカーが変な音を出して左の方に走っていった。 今日の宿はこんな所。 タイ3日目⑥ さーて。 ベンチに横になった所で寝返りもうてる幅もない。 ベンチの継ぎ目が痛くて寝れない。 コーティングがツルツルしていて滑ってダメ。 ベンチの後ろにある『なんだか分からない変な台』にカーペットが敷かれている。 横になってみる。 固い所で身体が凝りそうだ。 ここに横になるしかない。 貴重品を移動させて、 リュックを盗まれないように腕に縛りつけて、 それを枕にして目を閉じる。 爪の中が黒くて汚いのがストレスになる。 汗の匂いで蚊がたかる。 頭痒い。 24時19分。 ラン島の砂浜が懐かしい。

タイ3日目⑤
「マッサージはどう?」
「大丈夫。大丈夫。」
「1000バーツ。すぐ近くにホテルがあるわよ?」
「私はお金を持っていない。あなたは私とセックスしたいの?(もう聞いたろと思って)」
「そうそう。(『話が早いわね。』みたいに。)」
「あなたはセックスが好きなの?(もう聞いたろと思って)」
「そうそう!好きよ!(そこまで聞くの?恥ずかしいわよみたいに笑いながら)」
「ごめんね。僕もセックス好きだしあなたとしたいけどお金がないんだ。(もういうたれと思って)」
「じゃぁもししたくなったら私に声掛けてね?(嬉しそうに)」
「もちろんだよ。覚えてるよ。バイバイ。」
「バイバイ。」

余りにも誘われるマッサージの数についにここまで明け透けに伝えるようになった。
この方が明るく断われる。

言葉は英語でも表情を読み取れば困っているか本当に嬉しいかは分かる。 心からの正直な言葉は表情も正直になって凄く伝わる。

『チェンブリ』という街を目指しサーバタヤンストリートを歩き始め「バス停はどっちの方向?」と聞いていたらマッサージの話をされた。

「ウォーキングストリートを真っ直ぐ。
頭上にSAMSUNGのテレビジョンがある所を右。
そこがサーバタヤンストリート。
それからずーっと真っ直ぐ。」
酔っぱらっている白人が教えてくれた。

サーバタヤンストリートを真っ直ぐ行って突き当たりの道がスッビンロード。

タイ3日目⑤

今からカンボジアに向かう。
タイ3日目⑤

不思議なものでお先真っ暗の計画に向かっていくときは足取りはしっかりとしている。
お腹も減らない。

先程ウォーキングストリートでアランヤプラテートまでの行き方をホテルの人に聞いてみた。

「バスで?」
「バスで。」

従業員が従業員を呼んできてその従業員がさらに詳しく知っている従業員を呼んできた結果、
目の前にはカンボジアまでの行き方に詳しい年配のおじさんとそれを流暢な英語で伝えてくれる女性が立っていた。

「まず『パタヤ』から『チャンブリ』まで行って、
『チャンブリ』から『バリュー』まで、『バリュー』に着いたら乗り換えて『アランヤプラテート』だ。」
何時間ぐらい掛かるの?
いくらくらい掛かるの?
チャンブリまでのバス停どこにあるの?

2人は何度も何度も繰り返して教えてくれた。

「書いてあげるから。パタヤ→チャンブリ→バリュー→アランヤプラテート。これはタイ語だから。これを運転手に見せれば大丈夫だから。」

タイ3日目⑤

今の自分にとって一番重要な紙を手に入れるとズボン前左ポケットに丁寧にしまった。

僕は握手をしながら何度もお礼をした。
2人はこんなに喜んでくれるものか!という笑顔をしていた。
「ありがとう!ありがとう。助かった!写真撮ってもいい?」
2人はさらに驚いて応じてくれた。
「私たちを?もちろん!」
タイ3日目⑤

バイクが多いサーバタヤンストリートでヒッチハイクしたらどうだろう。

「この道の突き当たりまで乗せていってくれない?
本当?ありがとう!」

タイ3日目⑤

後で分かった事だがチャンブリ行きのバスターミナルまではとても歩いて行ける距離ではなかった。

この後もう1台ヒッチハイクをして2台のバイクで15分ぐらい。

1台目で降ろされたスッビンロードは車の往来が激しくて幅が広い道路。 周りには何もない所で、
田舎に高速道路が作られた!みたいな所だ。
タイ3日目⑤

夜20時23分。

こんな所で降ろされて本当に大丈夫?

2台目はそんな外国人が目に入って「何やっているんだ、こんな所で。え?バスターミナル?まだまだだぞ!いいから乗れ!お金?いらないから乗れ!」という感じのおじさんだった。

日本では冬の到来の季節、11月下旬のタイは38C゜。 蒸し暑さを向かい風が除いてくれる。
タイ3日目⑤

タイ特有の痩せているバイク(モトサイ)の後ろに乗りながら、
「この距離歩いてはいけなかったな、途中でのたれ死んでた、」と自分の向こう見ずな所を反省する。

バスターミナルに降ろしてくれたそのおじさんは目を合わせる事もなく、 感情なく走り去った。

バスの誘導員が「お前はどこに行きたいんだ?チャンブリ?乗れ!乗れ!これが最終のバスだぞ!」と叫ぶ。
タイ3日目⑤

まさに今出発する所のバス。 中の乗客が窓から突然現れた外国人を物珍しそうに見ている。

あわただしくチケット(49バーツ)を買って乗り込んで今までの事を思い返す。

パタヤからバスターミナルまでの距離と計画がどれだけ無謀だったか知る。
「奇跡的に間に合った・・。」 もしこれを逃したら深夜3時まで野宿だった。
タイ3日目⑤

タイ語で何を言っているか分からないハリウッド映画が流れるバスの中で僕は道を教えてくれた方、 ここまで乗せてきてくれた女の子とおじさんを想い、 目を瞑り、 暫く本気で合掌していた。

先日ある奴にライブの結果を聞かれた僕は 「いや、ふるわなかったよ、」と言うと 「もうい?」 と聞き返されました。 『もうい』の意味が分からなかった僕は 「もうい?あっ!この話『もういいわ!』って事?」と投げると 「いや、『猛威』がふるわなかったって事?」と聞き直されました。 ライブ終わりに 「猛威がふるわなかったよー。」って感想聞いたことある? お前はずーっと楽屋にいる先輩芸人に「今日の猛威はどうでしたか?」って聞いて回ってろ!

先日「俺サザンが好き」というので「CD何持ってるの?」と聞いたら「CDは持ってない。レンタルで借りてMDに録音してる。」と抜かした野郎とジャパンダービーを買いに渋谷場外馬券売り場に行きました。 結果負けたのですが 野郎は競馬で負けた奴が絶対口にしてはいけない禁句「あれ買っとけばなぁ」を連呼してました。 まとめますと・・・ お前はMDに「あれ買っとけばなぁ。」って録音して部屋で流してろ!

旅客船で1時間掛けてパタヤに戻ってきた僕はピンクのネオンとリズミカルに低音が打たれている「ウォーキングストリート」を歩きながらこれからの旅程を考えていた。 候補は2つあって、 今日はパタヤに泊まって明日ここからカンボジアに向かうか、 明日バンコクに一旦戻ってゆっくり過ごすか。 船から降りた大勢の白人が散り散りになる中、 船着き場でインフォメーションを探していた。 周辺は大音量の音楽と何を作っているか分からない屋台で賑わっている。 聞くと今日は音楽祭らしい。 旅客船から降りてきた外国人相手にしているツアー会社の呼び込みに 可能性としてここからアランヤプラテート(カンボジアへの越境の町)まで今から行けるか? 尋ねてみた。 「今から?」 「今から。」 「明日朝8時にここに来い。これで運んでやる。」 と側にあるミニバンを指差した。 それは作業員のおっさん5、6人を乗せて後ろは作業道具。のような細長いバン。 何時間掛かるか分からない移動を目の前の車で揺れる事を想像した。 絶対アクシデントが発生する。 何か嫌な予感。 何がオーケだか自分でも分からないが「オーケ。オーケー。」と同意すると何がありがたかったか分からないが「センキュー」と言い残して賑やかな方に歩きだす。 あの人が言っている事が全てではないはずだ。 本当に明日にならないと移動できないのかな? 今日泊まる所探さないといけないしな。 残りの日数と残金から1日1000バーツで過ごさなくてはいけないとすると 日中に移動し夜に疲れ宿を探すという流れを変えないといけないのかもしれない。 移動を夜から朝にかけてする事で 「宿泊」をホテルではなく車中にできないか? そうすれば移動で宿泊費をまかなえる。 19時回った。 ちょっとした決断が必要だ。 よし。今日は宿泊しないで移動する。 ちょっとでもコマを進める。 じり貧生活の後押しで 今からタイからカンボジアに入る国境の町アランヤプラテートに向かって歩き始める。 □■□■□■□■□■□■ タイ3日目④ ロンコーン。 一見木の実のようだけれど皮をむくとライチのような果実が出てくる。 タイ3日目④ ミスニューハーフ世界一のポスター。 ここタイが開催国というのがいかにタイにレディボーイが多いかが分かる。 本当に見分けが付かないのだが、 分かったのは、 タイでは美人で長身な女性は間違いなくレディボーイ。 そうでもないのは本当の女性。 整形をガンガンやっているからかもしれない。 タイ3日目④ ネットカフェ。 当たり前だが最初に立ち上がるサイトもタイ語、キーボードもタイ語、打ち込まれる文字もタイ語。 日本語で打ち込めるように変換出来ないか店員さんに聞いた所、日本語で打ち込む客が今までいないから「できない」とのこと。 そりゃそうだ。 タイ3日目④ よく売られているポテトチップス。 トムヤンクンに代表されるようにタイではエビが食べられているので「カッパえびせん」が人気のよう。 タイ3日目④ ラン島の帰り便の桟橋近くにあるセブンイレブン。 島に着いた港や浜辺付近にはなかったコンビニが「今から島を離れます」って所にある。 これに限らず、 船の着く場所と出港場所が端と端に分かれている所や 港まではモトサーなしでは行けない所、 このようなコンビニの場所、 島全体がいかに外国人に金を落とさせるか考えられて作られている。 タイ3日目④ ラン島〜パタヤの帰り便に乗り込む外国人。 「さっきチケット渡した。」 「もらってない」 で地元のタイ人ともめている。 本気で怒った白人は思ってたよりコワイ。 顔が赤くなっているが 怒っているから赤いのか 日焼で赤いのか 酔っ払って赤いのか分からない。

タイ3日目③ 2010年12月22日のブログから。 うそつけ!という話です。

「ラン島」というバンコクから車と船で5時間以上掛かる島に行きました。
そこはビーチしかない島です。
昼間着いた僕は海をそれなりに満喫したのですが、
日も落ちて「さて帰るか。」と昼間船が着いた桟橋まで行きました。
するとそこには誰もいません。
「あんなに砂浜に大勢外国人がいたのに。どこに行ったのだろう。」
不思議に思った僕はそこにいたタイの女子高校生に「船は何時来るの?」と聞きました。
すると女子高生は
「ここには船は来ないわよ!帰りの船は向こう側の港からよ!」とうっすらと見える港を指差します。

「最終便だから!急いだ方がいいよ!」

僕は「ありがとう!」とお礼をすると急いで向こう側の距離にしてだいぶある港に行かなくてはなりませんでした。

「こうなったら手段を選んでいられない!」と焦っていた僕は近くで待機していたモトサー(原付バイクのタクシー)に近付きました。

そのモトサーのおっさんは事の重要さが分かっているらしく値段交渉にあっさりオッケーすると「乗りな!」と急かします。

そして勾配が激しい山道をスイスイ行きます。

何年もこの仕事をしていて山道を熟知している感じでした。

凸凹がある所はスピードを落として、
対向車が見えない所は徐行して、

この分だとなんとか船が出る時間まで間に合いそうです。

僕はおっさんに感謝の気持ちと安堵感から
後ろから聞きたかった事を質問しました。

「How long time have you been working this job?(あなたはどのくらいこの仕事をしているの?)」

するとおっさんは僕が「港まであとどのくらい?」と尋ねていると思ったらしく「10分だ!」と言いました。

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