先日同期のプリンス水上とお茶してました。
カフェベローチェで13時から22時までですから 9時間近く話してました。
何をそんなに話したのか覚えていませんが、 1つ覚えているのは あいつは“俺の大事な「話芸」に唾を吐いた"と言う事です。
僕はカバンにネタファイルを入れています。
ファイルといっても綴じるタイプのではなく紙切れをそのままさっと入れられるペラペラのあれです。
僕は何か思いついた時そこら辺の紙にさっと書いて さっと入れているんですけど
1枚のクリアファイルだと後で「あれどこにやったっけなー」となるのでファイルを5枚くらい分けています。
それが「ネタ1」「ネタ2」「ネタ3」「話芸」「新ネタ」で、各々マジックですぐ取り出しやすいように表に殴り書きしてあります。
話は戻って、 カフェで9時間も話してますとなんかへんな事になります。
最初の変な事は お互い同期なのでどっちが何回水を汲みに行ったか、で、
「お前いってこい」
「お前がいけ」 でしたが、
時間が経つと 水上「お前の服、なんだそれ、」
森田「お前こそなんだ、」
水上「お前ちょっとそのフード被ってみろ。」
「お前が先にフード被れよ。」
「ほら、被ったぞ。お前もフード被れよ。」
「嫌だよ。なんでフード被らせたいんだよ!」
「俺は約束通りフード被ったんだからお前もフード被れよ!」
「フードフードうるさいよ!」
「フード被れよ!」
「やだよ!」
いつもならどっちかが手が出て 殴り合いになって追いかけ回すのですが
カフェベローチェの中ですので今回それはありません。
その時はこのやりとりを10分くらいしておさまったのですが、
またひょんな所で 水上「大滝さん(共通の知り合い)に返した返信メールを見せろよ」
「なんでだよ、」
「いいから見せろよ」
「やだよ」
「いいから見せろ!」
「いやだわ!お前もう一回フード被れ!」
「いいから返信メール見せろ!」
「なんで見せないといけないんだよ!」
「いいからメールなんて書いたか見せろ!」
僕はあまりにもしつこいのでビンタしました。
「お前!一発は一発だからな!」
カフェで暴れられないの事を悟ったあいつは 僕のバックから「話芸」と書いてあるクリアファイルを奪って開くと
顔を下に向けて 中に唾を吐きました、
僕の『話芸』と書いてあるクリアファイルの中に唾を吐くことで「一発」としたわけです。
「お前!よりによって『話芸』に唾を吐くことないじゃないかよ!」
「話芸話芸うるせーよ!」
「なんで返信メール見せなったら『話芸』に唾吐くんだよ!」
「話芸話芸うるせーよ!」
「普通『話芸』に唾吐かないだろ!」
「何が話芸だ!話芸話芸うるせーよ!」
僕は「話芸」のファイルの中を見ましたが 水上の唾が透明なのと カフェの茶色い照明で どの紙と紙、
どの話芸と話芸の間に水上の唾が入ったか分かりません。
「お前どこの『話芸』と『話芸』の間に唾を入れたんだよ!」
「話芸話芸いうな!」
水上の唾がどこの話芸の間に入ったか分からなかったので 僕は目の前に置いてあったあいつの新しい携帯の画面に唾を吐きました。
今のところ今年一番笑いました