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フロントエンドエンジニア芸人/インド芸人/もりたけんじの武骨日記 ・NSC東京9期 東京湾に入港してくる貿易船の綱取りをしていた頃、先輩芸能人の運転手する。ビジネスホテルでフロントで英語ができなかった挫折を味わい、力を付けに1人でインドへ渡航した。帰国後世界から発信するためWeb技術をつけたくなり、専門学校へ通う。以後、プログラム言語JavaScriptの正直さに惹かれ 「フロントエンドエンジニア芸人」を極めるため日々奮闘中。現在はサイバーエージェントにジョイン

シュリムアップ〜ホーチミンまでの夜行バスは二段ベッドのシャトルバスでその座席は各々バスに乗り込んだ順に適当に選んだ。

座席という『領土』を確保するのは欧州?豪?米?しらないけど、速い。

私達アジアは空いた所に陣取る。
連れている女性も大きいこと大きいこと。

郊外に出て暫くすると一本道になる。
その頃には車内は暗くなり睡眠することを促していた。

眼が暗順応で物がかすかに見えた頃私はカンボジアを振り替えって思った事、感じた事、予想、素朴な疑問、旅をするにあたっての教訓、ベトナム情報等を仰向けになりながらノートの罫線関係無くペンを走らせた。
◇◆◇◆

カンボジアの子供は
小さい赤ちゃんを持つお母さんは「この子にミルクあげたいからお金頂戴。」

子供が立てるようになると店番をして「これ買って頂戴。」

子供が少し大きくなり歩けるようになると「サムシングドリンク?」「ココナッツ?」と動きながら仕事する。
大人になると果物を売りに出稼ぎに向かい店舗を構えて仕事。
男は小さい頃は女の子と同じ仕事。
大きくなるとモトサーや電動三輪車「ホエアユーゴーイング」が仕事。

穏やかな性格。
ふっかけてきてる感じはしないししつこくない。

日本の物は
森永ぷっか。
明治ヨーク
トヨタ
韓国のカップラーメン、アイス、ジュースが多い。

外国人で保っているような国。
アンコール遺跡郡の1DAYチケット高過ぎる。(20ドル)
自国民はタダなのだろう。

カンボジアの軍事費はいくら?
ヨーロッパの旅行客が年間どれくらい訪れているのだろうか?多すぎる。

終わりそうで終わらないアンコールワットで演奏されている音楽はなんだろうか?

カンボジアの赤土は何?

カンボジア政府はどこにお金使っているのか?

子供達に何か政策をしているのか?

社会主義とは何か?

後10分歩いて着かなかったら戻る。

今何がどこにあるか分かっているか?それがカバンのそこにあるという理由が必要。

日本大使館の位置。

カンボジアリレルは既に崩壊しているらしい。
1000リレルはチップにもならない。

タケオハウスのタケオはカンボジアの街の名前だった。

シンチャオ!

トランプ詐欺引ったくりが多い。

ベトナムの初乗り12000ドン〜15000ドン。およそ100円

◆◇◆◇

しかしさっきから。
字が書けない揺れ方だな。
こんな真ん中をこんなスピードで対向車来たらどうするの?

あー、眠たくなってきた。
窓の向こうには草原?原っぱ?畑?
とにかく何もない。

電信柱が豆腐に楊枝を刺したような不安定さで立っている。

これ電力供給どうなってるんだろう。

この広大な土地どうにかならないのかな?

それにしてもバスだ。

「お前は誰かに追われてるのか!」と突っ込めるぐらいのスピードで凸凹な道を我が物顔で行く。

死んだらそれはそれでいいやと妙に腹をくくっている自分がいる。

多分そういう奴がいる事を知っているから運転手もこんなスピード出せるんだろう。

愛する家族がいたら出せないスピードだぞ。

こんな時速だして。

お前はみんなが寝ている間にどうにか地面を垂直にして月にでも行く気か。

何時頃ホーチミンに着くのだろう。
そろそろ寝よう。

ベトナムに行ける手段がこんなにも普通な顔をして存在するとは知らなかった。

タイに2週間滞在するだけで終えようとしていた旅が
カンボジアに来れただけでもよかったと思っていたのにまさか陸路でベトナムに行けるとは。

帰国までの日にちもまだある。

ホーチミンまで行ってまたカンボジアに戻ってこよう。そしてまたタイ。

ホーチミンに行く前にシャワーを浴びたい。
ホテルをチェックアウトしたけど自転車で1日中廻ってたせいで汗を掻いた。

このまま夜行バスに乗って次の日夜までシャワー浴びれないのはキツイ。

ホテル「チャイタレー」に戻り、
どうにかシャワーを浴びせてくれないだろうかという英文と顔つきを考えて従業員に伝える。

あっさり「いいよ!いいよ!」とオーケーもらった。
ここのホテルはチェックインカウンターのすぐ横にトイレ兼シャワールームがある。

形はユニットバスだが日本のようなユニットバスとはいえない。

便座の真上にシャワーがあって人が2人入れるかどうかの狭いスペースだ。

私はリュックを外に置いとく事も考えたが
肌身離さずが原則な為に
一旦便座に蓋をしてその蓋の上に置いておいた。

すっ裸になる。

いざシャワーだと時になって
リュックを掛ける所がないのに気付く。

こんな狭いスペースでシャワー浴びたらリュックが濡れてしまう。

外に出しておくと盗られる。

仕方がないからリュックが濡れないように便器より低い体勢で体を中腰にしながらシャワーを浴びる。

なんだこれは。

俺はカンボジアまで来て便器より低い体勢で何をやっているのだろうと身の不遇を嘆く。

「リュックさん」が濡れないように
人間がリュックさんより低い位置でシャワー浴びてはダメだろ。

あー腹立つ。

しかもシャワーの勢いが悪い。
あーもう我慢できない。

一旦シャワーを地面に置いて、
人間として立って、
蛇口をひねった。

その瞬間だ、

地面に置いてあったシャワーがTRFのサムみたいに暴れ出してリュックびっしょびしょ!

あー!

サムが言うこと聞かない。

うわっ!ぷっ!顔っ!
ぺっ!

最悪。

一応浴びたんだか掛けられたんだか分からないシャワーが終わった。
濡れたリュック担ぎながらボーイに「センキュー」と礼をする。

なんのセンキューなんだよ。
リュック濡らしてくれてセンキューみたいになってないか?

このホテルはいいホテルだった。
カンボジアに行く人に紹介してあげよう。

シェムリアップ〜ホーチミンまでのバスチケット20ドル。
ここのゲストハウスでバスが来るまで待ってろと言われている。

タケオハウスのテレビは緑色を背景にカンボジア大統領を映している。
カンボジア2
日目⑩
この人の名前は分からない。

子供に聞いてみた。
「トゥーサン大統領」というらしい。

タケオハウスを経営する家族と一緒になって、
玄関先の大きなテーブルに置かれた16インチのブラウン管テレビを眺めていた。

私はその大統領演説に違和感を感じざるを得なかった。
壇上のマイクに向かって何かを訴えている大統領は定点カメラ1つで処理されていて
場面も切り替わらない、ズームもされないままだった。
簡単に放送されている印象というよりはある種国民が集中して訴えを聞ける手段のように思えた。

私はこれが「社会主義」なのかもしれないな。と勘繰った。

日本のニュースのようにコメンテーターがいる訳でもないし、
何をかいわんやの編集もない、
見方の方向性を植え付ける字幕もない。

なんの思考の邪魔もしないただ一点の斜め下から凝視するカメラアングルはこの国の代表の主張がストレートに伝わる最善の方法だった。

同時にそれは退屈を生んでいた。

私は隣で熱心に見ている13歳くらいの子供に
「この人は怒っているのか?」
と聞いた。
「怒ってはいない」らしい。
え?これ怒っていないの?怒っているでしょ?

続けて「毎日この演説をやっているの?」
と尋ねた。

すると「最近カンボジアで起こった水祭りの事故の事だ。今日は特別だ。」と感情なく答えた。

そういえば日本でもニュースになっていた。
首都プノンペンで祭に来た群衆が橋の上で将棋倒しになり300人以上が亡くなったという人災だ。

私は日本で得た世界のニュースを現地でリアルタイムに考えさせられる場面に初めて遭遇した。

願わくはこの国の元首が何と言っているのか知りたかったが
あまりにも家族がテレビを注視する姿に
私が聞きたい事を聞いてその注意を削いでしまう事がないように質問をためらい、自制した。

家族は日本人がこの国の事故に関心がある事が嬉しそうだった。

母親は初めて笑顔になったし
何やら子供達に日本人について話していた。

確かに外国人がニュースで流れている話題について質問してきたら笑っちゃうかもしれないし距離が縮まるかもしれない。

私はこれはいい手段だと思った。

テレビの中の元首は人差し指を有効に表して語気強く荒れている。

私はあれは祭りを過小評価し過ぎた警備の問題じゃないのかな、ただそれだけなのではないかと冷たい考えだが
そこに怒っているのか?
もしその他の事なら何故事後にこんなに怒れるんだろうと理解しようとした。

一国の主が怒っている姿にパフォーマンスのような軽い物を感じた。

ふとテレビを凝視していた母親が奥の厨房に引っ込む。

子供は親の目を盗み今だとばかりチャンネルを変える。

いろいろザッピングしてドラマに落ち着く。
カンボジア2
日目⑩
その様子を見て「やっぱりそうだよな。」と安心する。
ずーっと真剣に見ていたと思ったら、
誰かの恋の行方が気になっていたんかい。

子供は私に気を使って大統領の話真剣に見ていたよね?
大丈夫?
とドラマにした事を申し訳なさそうにする。

私は「どうぞどうぞお好きに。」と委ねる。

暫くしてお母さんが戻ってくる。

息子はササッとチャンネルを戻す。

画面は大統領が怒ってる姿を映す。

暫くしてお母さんが厨房に戻る。

今度は私がお母さんを恐れているかのようにわざとササッとチャンネルを変える。
ただどのチャンネルがドラマか分からない。

お母さんが帰ってくる。

慌てチャンネルを大統領に戻す。

子供はげらげら笑う。

それがウケるもんだから何回か繰り返した。

子供があなたはどこの国の人だ?と聞いてきた。

ジャパニーズだと答えるとチャンネルを変えてくれて「NHK」にしてくれた。

うわ!流れてるの!?

子供は得意そうに笑っていた。

なんの言語の変換もなく日本の演歌歌手が歌う様子が流れている。

暫くカンボジアの子供達と誰だか分からない演歌を一緒に見入るというシュールな時間が流れたが
子供達にしてみれば日本語分からないし
私の為に日本の番組にしてくれて
この親がいない貴重な時間を捧げてくれていると思うとなんだか悪い気がして
本当はこれが見たいんでしょ?と、
ドラマに変えてあげたらエヘヘという笑顔になった。

厨房からお母さんが「もう寝なさい!」みたいな声を掛けたのか
テーブルを片付けに入った。
子供達と別れを告げると
さてと
今後のスケジュールについて考えなくてはいけない。

結構前から気になってはいたが
テーブルの後ろにいるのは欧州だかなんだかの外国人のグループ3人が2組。
あとアジア人女性が2人。

この人達とベトナムに行くのか。

ん?
話し声が聞こえてくる。

耳に入ってきたのは聞き慣れた日本語だった。

「日の入りの時間は大体いつ?」

「大体17時20分頃かしら」

「そうか、あと2時間ぐらいあるね、じゃぁまたその時来るよ。また後で!」

「待ってるわよ。」

アンコール遺跡群は丁度皇居の内堀通りのような大通りで囲まれていて
要所には守衛が古くさいパイプ椅子に退屈そうに座っている。
たまに通る外国人を抜き打ちで捕まえては「パスを持っているか?」と提示する事を要求するのだが、
毎日のルーティンワークに緊張感は削がれ
ぽかぽか陽気と観光地という解放感で
もはや建前で座っているだけで
本音はただ話し相手が欲しいようだった。

その証拠に「待ってるわよ。」が心からのような笑顔だった。
それかそういうカンボジア人特有の「笑顔に特化した歯茎」だったのかもしれない。

今、
遺跡群を自転車で廻りきり、
最後に本日2回目のアンコールワットを拝んで来た所だ。

ただ2回目のアンコールワットは自分の英語リスニング力のなさのせいで気が気ではなかった。

ひょっとしたら俺は囚われの身になって身ぐるみを剥がされるのではないか?
という恐怖感に駆られていた。

僕は観光客がいないちょっとしたアンコールワット敷地内の高台に腰をおろしズボンのベルトをゆるめ始めた。

下着の中を覗きおちんちんを認めると
そこにパスポートと10ドル札を隠して
急なお客さんで押すな押すなの凸凹な股間をしっくりさせる。

ジーンズのベルトの穴に留め具を通し

右足の裾を上げ靴下を下ろし、
幾重にも折ったトラベラーズチェックを忍ばせた。

「秘密警察」に荷物を没収されてもいいように。

カンボジア2日目⑨

Follow your passon.

Follow your dream because you are going to fail.

Do not try to avoid failure.

If you're trying to avoid failure,you're avoiding success also.

You must pass through failure to success.

Failure is the greatest teacher you will ever meet.

情熱のおもむくままに進むことです。

どうやっても失敗はするのだから夢を追うのです。

失敗を回避しようとしないことです。

失敗を避けようとすると、成功も避けることになってしまいます。

成功するには失敗を経験しなければなりません。

失敗は出会うことのできる最も偉大な教師なのです。

ロバート・バラード
(1985年9月タイタニック号を発見した海洋探検家)

あのさ、
TSUTAYAにあるタッチパネル式の検索君で2010W杯アフリカ大会オフィシャルソングを探してて、
「ワールドカップ」って入れようとして人差し指で一度押したけど、
反応しないから何度も押しのよ?

そしたら遅れて反映されてさ?

どうなったと思う?
わーーーー

一人で騒いでるみたいになっちゃったよ!

この度「GORILLA」は解散致しました。

慎んでご報告させていただきます。

いろいろな方にご相談させて頂き自分なりに考えましたが
今後はピン芸人「もりたけんじ」として活動しようと思います。

ご相談乗って頂いた方ありがとうございました。

またこちらをご覧の方に
向こう6年の自分の未来をお知らせ致します。

自分はこれから2013年6月までの2年間は芸人としての「取材費」を稼ぐため奔走する事にしました。

なのでいろいろご批判はあるかと思いますが
R-1ぐらんぷりとお誘い頂いたネタライブにしか出演致しません。

いわゆる「渋チャレ」は出演致しません。

結果を出して出世してゆく同期には顔向けするのも憚れますが、
僕も31ですしもっと「人間」として面白くなるように
与えられた物を消化するのではなく
今後の自分のキャリアと生き方を能動的に創造しないといけないと感じました。

なので今から2年間は泥水を飲むことにして
「取材費」をためて、
2013年6月に話のネタを探しに全ての生活を捨てて
世界一周の旅に一人で出掛けます。

2013〜2015年の2年間廻ってきます。

一人でこんな勝手をするのも怖いですが
人の目を気にしすぎても
誰の人生だですし
こーなりました。

で、
もし滅ぶ事なく安全に帰ってこれたら2015年から1年間掛けて日記や写真、絵等をまとめて細々と執筆活動をした後、
旅中に得たエピソードや、
職業技術や英語で
日本か海外か分かりませんが活動しようかなと考えています。

自分は「捨てなくては入ってこない。」という考えの持ち主です。

捨てるものが大きい、
リスクが大きい程ターンも大きいと思っています。

この場合の「捨てる」は
『渋チャレ』『2年間』と『日本の生活』ですが、

果たしてそれが真理かも含めて身を持って体験し、誰にも獲得できない財産を得てこようと思います。

こういう未来ですので
もし応援してくださる方がいたら今後ともよろしくお願いいたします。

鼻息荒い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。

もりたけんじ

ビール大好き伊志嶺は先日グアムに行った際
ビールを飲むタイミングをめぐり彼女とケンカしたそうです。

昼から飲もうとしたら
「夜にして!」と嘆かれ、
夜飲もうとしたら
「後にして!」と怒られ、
後にしたら
「そんなにビールが好きならビールと結婚すればいいじゃん!」と妬かれたそうです。

ビール大好き伊志嶺は
「一体いつになったら飲めるんだ!」と

頭にきて、
口論して、
別行動したそうです。

そして時間も経って
反省して
1人ホテルの部屋に戻ったそうです。

部屋には彼女がベッドでふてくされて寝ています。

そんな彼女を見つめながらビール大好き伊志嶺は缶ビール1杯だけ飲んだそうです。

いやビール1杯だけのタイミングの話かーい!

夢を見た。 インドを旅している途中牛の糞を溜めている男がいて、 そいつに波打ち際の男女みたいに糞を浴びせられて 全身びしょびしょという夢だ。 最近また世界のこいだめインドに行きたいという熱が出てきた。 ニューデリー駅のホームのアナウンス。 何を言っているか分からないその後に流れる「デデーン!」という発表音が懐かしい。 また、チベットにも行ってみたい。 今夏終わったら中国を周遊して行くだろう。 2週間で足りるかな。 先立つものをためて体力もつけないといけない。 デデーン

岩盤欲
岩盤欲

リラックスしに来たのに大変でした。 自分は元来汗っかきです。 先日お姉さま方と3人で小金井市にある岩盤浴に行く機会がありました。 そこは4種類の岩盤浴があるのですが もう汗が出るわ出るわ。 4つ目を回る頃にはずーっと同じバスタオルで拭いたり、 敷いて横になってたりしたから タオルに染み込んだ汗が蒸されてくせーくせー。 俺だけ剣道の面の上で器用に寝てるのかと思いました。

台湾人
台湾人

日曜日に足立区のサッカーに参加させていただいて、 やってる最中も思ったんですけど、 最近思うのは、 親と自分の体が健康で、 信頼できる友達がいて、 たまにサッカーやって、 行きたい所に旅して、 好きな事をして、 毎日同じ様な日々を送れる事に感謝してます。 前は「毎日同じ」が嫌で嫌でしかたなかったけど。 最近はもういいわと思うようになりました。 幸せは求めるもんじゃなくて既にあるものって、 本当そうですね。 上記のような「毎日同じ」という僕にとっての最小限の奇跡を大事に育んで、 より充実した生活を目指します。 なんか恥ずかしいけど 本音もどんどん言わないと体に毒たまりそうだわ。 ミカさん→ジョークですよ。 ※twitter始めました。 @moritakennji ※渋谷チャレンジ 6月21日 19時開演 シアターD 500円 よろしくお願いいたします。

プラズマクラスター
プラズマクラスター

最近プラズマクラスター購入したのですが想像以上にいいです。 部屋の空気が前と全然違うのがわかります。 部屋に入った時の匂いが何かの新品の商品を開封した時の匂いです。 部屋の湿度が数字で表示されるので「あ、湿ってるんだな」とすぐに分かり、 すぐエアコンをドライにしたりして対処できます。 電気代が1日中付けてても10円以下らしいです。 このようにお部屋環境ががらっと変わりました。 それに伴い僕自身も変わりました。 一番変わったのはお風呂に一切入らなくなった事です。 ここ一週間お風呂に入ってません。 今後も入りません。 ま、 でも僕の予想だと 「匂い」に関しては プラズマクラスターがあるので大丈夫だと思います。

駒沢公園サッカー場
駒沢公園サッカー場

先日駒沢公園でサッカーしました。 休憩中、 ラブさんが「今度試合があるからさ、今日は怪我したくないから軽くやるわ。」と仰りながらスポーツドリンクにプロテインの粉を入れて同じ濃さになるようにめっちゃ振っていました。 僕は「今日も本気だな。」と思いました。

タイ4日目①
おはようございます。
タイ4日目①

顔脂っこい。
背中が痛い。
手が汚い。
2時間おきに目が覚めた。
今朝は人が集まり、
バスが集まり始める音で起きた。

タイ4日目①
バスターミナルのコンビニも開店した。
タイ4日目①
石鹸と朝ごはんのポテトチップスを買い、
汚いトイレで顔と髪の毛を洗う。

さっぱりして気持ちがいい。
こんなにも洗髪が楽なのかと丸刈りにして正解だったと思う。

6時30分。
にぎやかになってきたのでチケットを買おうとする。
「アランヤプラテートまで。チケット1枚。」

「アランヤプラテート?ちょっと〜さん!」
誰かを呼ぶ。

どうしたどうしたで男性が喋りながら来た。
男性が「アランヤプラテート?アランヤプラテートならバス停が違うぞ?」と問題発言する。

勢いそのまま
「ミニバンで行きたいのか?」
「いや、ミニバンでは行きたくない。バスで行きたい。」

なんでバスターミナルで待っているのにミニバンで行かすんだよ!という想いだ。

「オーケー、オーケー、モトサイで行ける!おーい!」また誰かを呼ぶ。

なんでオーケーなんだよ。すぐ呼ぶな!

「何だ。何だ。」でおっさんが来る。

おっさんがおっさんに言う。
「アランヤプラテートまで行きたいそうだ。」
「オーケー。オーケー。近くにバス停がある。乗りな。」

「バス停?」
「そう。そこにミニバンがある。」
さっきと一緒!
だからバスで行きたいんだって!

「いやいや、俺はここで待っていれば次のバリューまで行くバスがあると聞いた。」

「バリュー?バリューに行きたいのか?」
「アランヤプラテートだ!」
「じゃぁこい!乗れ!ミニバンか?」

「バスだよ!」
「アランヤプラテートまで行きたいんだろ?」

「だから!最終的にはアランヤプラテートに行きたいんだけどバリュー経由で行きたいんだよ!俺はここで待っていれば7時16分にバスが来ると聞いて昨日からずっと待ってるの!」

「バリューに行きたいんだな?」

「そうだよ!」

おっさんは自分を呼んだおっさんに
「こいつはバリューに行きたいそうだぞ?」
「え?アランヤプラテートに行きたいって言ってたぞ?」
「バリューらしい。」
「なんだバリューか。」

この『遊び』

アランヤプラテートに行きたい。
じゃぁバス停が違う。
乗れ!ミニバンだ。

ミニバンノー!バス!
アランヤプラテートに行きたいんだろ?
バリューだ。
バリュー?アランヤプラテートは?
行きたいよ!
じゃぁ乗れ!ミニバンか?
この遊び。
30分ぐらいしてた。

どんだけミニバンでアランヤプラテートに行かす気なんだよ!

バリュー経由でアランヤプラテートに行きたいの!

お前らどうせツアー会社の奴だろう。
バス停で待ってる外国人を横取りして自社のミニバンに詰め込んで儲ける気だろう。

いろいろあったが、ようやくバリュー行きのチケットを買ってベンチで待っている。

チャンブリ〜バリューまでは1時間掛かり32バーツ。
コンビニから出てきたオレンジ色の宗教服を着た乗座仏教のお坊さんがじっとこちらを見ている。

俺が坊主頭だからかもしれない。

向こうも向こうで「あの仏教のお坊さんリュック背負ってどこいくんだろ?」と思っているのかな。

今朝は寒い。
半袖だとクーラーを直接浴びているような寒さだ。

バスに乗り込んでようやく移動できる。

ちなみに昨日は真っ暗でどういう所で寝ていたか分からなかったが、
夜が明けて判明。
タイ4日目①

この灰色の所で寝た。

背中痛いベッドだった。

絶対にタイのバスではタイポップミュージックを流している。
それは運転手の趣味によるチョイスだと思う。
年配の運転手は民族曲。
若い運転手はノリがいい曲。

アランヤプラテートまでの道はすぐ脇に茂みがあり、田んぼや民家が建ち並ぶ道路はコンクリートになっている。
凸凹ではないが道路の継ぎ目で車体が上下に揺れる。
足は伸ばせず楽な格好ではない。
途中所々でバスストップというよりはガソリンスタンドのような所に入り人を乗せるし、
なんにもない所に急に停まったと思ったら後方のドアが開き乗客が降りて行く。

日本にみられる「降ります」合図もないのにどうやって運転手と意志疎通しているんだろう。

周りのタイ人と目が合う。

よくある事だがタイではこちらと目が合っただけでも笑顔を作ってくれる。
「微笑みの国」と言われるゆえん。

こっちが手を合わせてお辞儀をすると「まさか!そこまでやるのか!」というような風な感じで笑いゆっくり合掌する。

手を合わせる相手には自然と反射的に手を合わせてしまうんだろうなぁと感じる。
僕を仏教徒だと思っているのかな。

この手を合わせてお辞儀をする意味は何だろう?
タイ4日目①
バスから見える風景はこのような草原と林が大半で、
中でも痩せている木々が多い。
タイ4日目①

これは何だろう。
植林かな?

11時45分。
タイ4日目①

チャンブリから3時間以上掛かった。
やっとバリュー経由でタイとカンボジアの国境のタイ側の街アランヤプラテートにたどり着くことができた。

タイ4日目①
これから陸路でカンボジアに入国する。

タイ3日目⑥ 「降りろ。ここだぞ。」 チャンブリまで行きたいと乗務員に告げていた為暴力的に起こしてくれた。 「チャンブリ?」 「そうだ。」 バスから降りた所は車庫のような場所。 青いベンチが一画に数多くあって右側には公園のトイレのような簡素な建物がある。 青いベンチの隣には常勤できる人一人分のチケット売り場のようなものが置いてある。 人々がまばらにいる。 乗り合いバスから降りる者は誰もいなく自分一人だけ降ろされた。 「ここが『チャンブリ』?」 「チャンブリ」って街の名前じゃないの? もしかしたらチャンブリという街のバスターミナルかもしれないしチャンブリというバス停かもしれない。 原宿に行きたい僕は今「神宮前」で降ろされて「え?神宮前?ここは原宿じゃないの?」と騒いでいるだけなのかもしれない。 22時38分。 チケット売り場にいる私服で働いている男の子に 「アランヤプラテートまで行きたいんだけど?」と聞くと誰かを呼びに走っていった。 その友達みたいな子が「今から?」と驚いている。 周りに人が集まってきて「なんだ。なんだ。」で共有しだした。 「アランヤプラテート?明日の朝バスが来るよ。」 「ここに?」 「ここ。」 「バリュー(アランヤプラテートまでの途中にある街)行きのバスは?」 「バス停はあるけどここから距離があるし今日はもう終わったよ。」 「私は明日ここにこなければならない?」 「そうだね。朝6時くらいだ。」 タイ3日目⑥ チャンブリバスターミナル付近はまったく何もない。 ホテルもコンビニもない。 人々に忘れさられたような場所。 向こうの方で野良犬が野良犬を追いかけている。 周りにいたタイ人が 「この日本人どうするんだろう。あてでもあるのかな。」という同情の目をしているのを感じる。 僕はただ苦笑いをして、 青いベンチにリュックを置き、 とりあえず持っていた硬水を口に入れて、 時間を掛けて途方に暮れた。 野宿決定。 野宿になる日本人がいよーがいまいが関係なくバスターミナルは営業を終了する。 従業員何人かが手分けして掃除をし始めた。 何言っているか分からないテレビも電源を落とされる。 音がなくなり唯一の娯楽もなくなった。 従業員がモトサーに2人乗りして帰っていく。 当たり前だか「家があるっていいなー」と思う。 固くて青いベンチに座り どこで寝ようか考える。 ふと、 そこにいた親子が「差し入れ」をくれた。 タイ3日目⑥ 水とサンドイッチとちょっとしたお菓子。 「センキュー!」 ちょー優しいな。 わざわざ買ってきてくれたのかな。 すげーやさしい。 タイ3日目⑥ その親子と暫く話していたが親子が家路に向かったら本格的に一人になった。 先程追いかけていた犬が目の前を横切る。 パトカーが変な音を出して左の方に走っていった。 今日の宿はこんな所。 タイ3日目⑥ さーて。 ベンチに横になった所で寝返りもうてる幅もない。 ベンチの継ぎ目が痛くて寝れない。 コーティングがツルツルしていて滑ってダメ。 ベンチの後ろにある『なんだか分からない変な台』にカーペットが敷かれている。 横になってみる。 固い所で身体が凝りそうだ。 ここに横になるしかない。 貴重品を移動させて、 リュックを盗まれないように腕に縛りつけて、 それを枕にして目を閉じる。 爪の中が黒くて汚いのがストレスになる。 汗の匂いで蚊がたかる。 頭痒い。 24時19分。 ラン島の砂浜が懐かしい。

タイ3日目⑤
「マッサージはどう?」
「大丈夫。大丈夫。」
「1000バーツ。すぐ近くにホテルがあるわよ?」
「私はお金を持っていない。あなたは私とセックスしたいの?(もう聞いたろと思って)」
「そうそう。(『話が早いわね。』みたいに。)」
「あなたはセックスが好きなの?(もう聞いたろと思って)」
「そうそう!好きよ!(そこまで聞くの?恥ずかしいわよみたいに笑いながら)」
「ごめんね。僕もセックス好きだしあなたとしたいけどお金がないんだ。(もういうたれと思って)」
「じゃぁもししたくなったら私に声掛けてね?(嬉しそうに)」
「もちろんだよ。覚えてるよ。バイバイ。」
「バイバイ。」

余りにも誘われるマッサージの数についにここまで明け透けに伝えるようになった。
この方が明るく断われる。

言葉は英語でも表情を読み取れば困っているか本当に嬉しいかは分かる。 心からの正直な言葉は表情も正直になって凄く伝わる。

『チェンブリ』という街を目指しサーバタヤンストリートを歩き始め「バス停はどっちの方向?」と聞いていたらマッサージの話をされた。

「ウォーキングストリートを真っ直ぐ。
頭上にSAMSUNGのテレビジョンがある所を右。
そこがサーバタヤンストリート。
それからずーっと真っ直ぐ。」
酔っぱらっている白人が教えてくれた。

サーバタヤンストリートを真っ直ぐ行って突き当たりの道がスッビンロード。

タイ3日目⑤

今からカンボジアに向かう。
タイ3日目⑤

不思議なものでお先真っ暗の計画に向かっていくときは足取りはしっかりとしている。
お腹も減らない。

先程ウォーキングストリートでアランヤプラテートまでの行き方をホテルの人に聞いてみた。

「バスで?」
「バスで。」

従業員が従業員を呼んできてその従業員がさらに詳しく知っている従業員を呼んできた結果、
目の前にはカンボジアまでの行き方に詳しい年配のおじさんとそれを流暢な英語で伝えてくれる女性が立っていた。

「まず『パタヤ』から『チャンブリ』まで行って、
『チャンブリ』から『バリュー』まで、『バリュー』に着いたら乗り換えて『アランヤプラテート』だ。」
何時間ぐらい掛かるの?
いくらくらい掛かるの?
チャンブリまでのバス停どこにあるの?

2人は何度も何度も繰り返して教えてくれた。

「書いてあげるから。パタヤ→チャンブリ→バリュー→アランヤプラテート。これはタイ語だから。これを運転手に見せれば大丈夫だから。」

タイ3日目⑤

今の自分にとって一番重要な紙を手に入れるとズボン前左ポケットに丁寧にしまった。

僕は握手をしながら何度もお礼をした。
2人はこんなに喜んでくれるものか!という笑顔をしていた。
「ありがとう!ありがとう。助かった!写真撮ってもいい?」
2人はさらに驚いて応じてくれた。
「私たちを?もちろん!」
タイ3日目⑤

バイクが多いサーバタヤンストリートでヒッチハイクしたらどうだろう。

「この道の突き当たりまで乗せていってくれない?
本当?ありがとう!」

タイ3日目⑤

後で分かった事だがチャンブリ行きのバスターミナルまではとても歩いて行ける距離ではなかった。

この後もう1台ヒッチハイクをして2台のバイクで15分ぐらい。

1台目で降ろされたスッビンロードは車の往来が激しくて幅が広い道路。 周りには何もない所で、
田舎に高速道路が作られた!みたいな所だ。
タイ3日目⑤

夜20時23分。

こんな所で降ろされて本当に大丈夫?

2台目はそんな外国人が目に入って「何やっているんだ、こんな所で。え?バスターミナル?まだまだだぞ!いいから乗れ!お金?いらないから乗れ!」という感じのおじさんだった。

日本では冬の到来の季節、11月下旬のタイは38C゜。 蒸し暑さを向かい風が除いてくれる。
タイ3日目⑤

タイ特有の痩せているバイク(モトサイ)の後ろに乗りながら、
「この距離歩いてはいけなかったな、途中でのたれ死んでた、」と自分の向こう見ずな所を反省する。

バスターミナルに降ろしてくれたそのおじさんは目を合わせる事もなく、 感情なく走り去った。

バスの誘導員が「お前はどこに行きたいんだ?チャンブリ?乗れ!乗れ!これが最終のバスだぞ!」と叫ぶ。
タイ3日目⑤

まさに今出発する所のバス。 中の乗客が窓から突然現れた外国人を物珍しそうに見ている。

あわただしくチケット(49バーツ)を買って乗り込んで今までの事を思い返す。

パタヤからバスターミナルまでの距離と計画がどれだけ無謀だったか知る。
「奇跡的に間に合った・・。」 もしこれを逃したら深夜3時まで野宿だった。
タイ3日目⑤

タイ語で何を言っているか分からないハリウッド映画が流れるバスの中で僕は道を教えてくれた方、 ここまで乗せてきてくれた女の子とおじさんを想い、 目を瞑り、 暫く本気で合掌していた。

先日ある奴にライブの結果を聞かれた僕は 「いや、ふるわなかったよ、」と言うと 「もうい?」 と聞き返されました。 『もうい』の意味が分からなかった僕は 「もうい?あっ!この話『もういいわ!』って事?」と投げると 「いや、『猛威』がふるわなかったって事?」と聞き直されました。 ライブ終わりに 「猛威がふるわなかったよー。」って感想聞いたことある? お前はずーっと楽屋にいる先輩芸人に「今日の猛威はどうでしたか?」って聞いて回ってろ!