長いですが聞いてください。

自分の部屋はユニットバスです。
最近悲しかった出来事は浴槽の方のシャワーが出ると思って蛇口をひねったら洗面器の方のカランから水が出た時です。

最近洗濯物が増えていちいちコインランドリーを使っていられないのでシャワーを浴びるついでに浴槽で洗濯物を洗ってしまいます。

カランで浴槽に熱々のお湯を溜めてそこに2日間ぐらいの洗濯物を放って
トップの液状洗剤をよくわからない適当に入れて
シャワーの頭の部分で浴槽に浮いている洗濯物ぐるぐるかき混ぜます。

お湯が汚くなったら浴槽の栓を抜いて、
排水口に吸い込まれる靴下を「まてまて!」と助け出しながらお湯を抜きます。
カランを浴槽に向けて
今度は水を溜めて
たまったら洗濯物についた洗剤をすすぎます。
冷たい水に洗濯物をジャバジャバします。
一定時間ジャバジャバして泡が出なくなったな、と思ったら
もう一度栓を抜きます。
カランを洗面器側に戻して、
排水口に吸い込まれる靴下を「いやいや!好き者か!」と助け出したらここからが大変。

脱水です。

とにかく絞るのですが力が必要です。

ワイシャツは固くて幅があるので、
二つに折って端からこぶしサイズごとに両手でひねります。
ひねり出された水が浴槽の真下に垂れればいいのですが腕の腹をつたってこちら側に垂れます。

それならとばかり、
もっと浴槽側に前かがみになってひねると腰が痛くなります。
それにワイシャツからの水滴がまだ絞っていないワイシャツ側に吸い込まれます。
これでは絞っているのか移動させているのかわかりません。

どうにか水滴を真下に垂れるようにします。

このひねりを水滴が5、6滴こぼれるくらいになったら
握りこぶしをまだ絞っていないワイシャツ部に移動させてひねります。

ゼーハー言いながらこれを繰り返して
やっとワイシャツ一枚脱水終わり。
「ツイストパン」みたいになったワイシャツを洗面器へ一時的に置いときます。

パンツなんてのは絞り易い過ぎて、
ワイシャツを絞るパワーで絞ると手のひらに摩擦が起こってイタタタタ!になります。
こんなもんはぎゅっとやるだけでいいのです。
靴下なんてのは4束ぐらいまとめてぎゅっとします。

ツイストパンみたいになったパンツや靴下を洗面器へ一時的に置いときます。

ようやく浴槽に洗濯物がなくなり
全てのぎゅっとされた洗濯物が洗面器に移されたら浴槽を洗わなくてはなりません。
干す前に浴槽を洗います。
掃除を後回しにしないようにします。
シャワーのヘッドを浴槽に向けて蛇口をひねったら水が出ません。

あれ?おかしいな?

音が鳴っている洗面器の方を見るとさっき必死に絞った洗濯物に水がジャバジャバジャバジャバー。