松葉杖とわたし

今朝目の前から両手で松葉杖をつきながら歩いてくる人を見かけた。
左足が「白かった」ので骨折かもしれない。

高校時、
サッカーで左足膝にヒビが入って2週間ぐらい松葉杖生活した事があって、
家から学校までの道のりは大変だった。
車など我が家に無かったので自転車で15分の所を1時間ぐらい掛けて松葉杖をついて歩いた。

歩いている最中は色々な事を考える。
自転車がすーっと横切ると「自転車めちゃくちゃいい乗り物」に見えた
今この地区で一番不幸だろ俺とも思ったし、
普通に「歩ける」て幸せな事なんだなと感じて、
普通に歩いてる人見ては「いいなぁ」と思っていた。

どこかで言われていることを再度言うが、
今まで普通にしてたことが急にできなくなったり、
そこにあったものがなくなった時
初めて「ありがたみ」を感じるものだ